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デジタルネイティブ―次代を変える若者たちの肖像 (生活人新書)

価格: ¥693
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本放送出版協会
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おどろくべき若者の生態をふくんでいるが,鮮度はいまいち… ★★★☆☆
NHK で放送された,ネット・コミュニティを自由につかいこなす若者たちに関する番組からうまれた本である. 番組をさきにみたせいもあるが,番組とくらべると印象がうすい. こういう若者たちの存在をしらなかったひとが読めばインパクトがあるのだろうが,もっといきいきした文章が書けるとよかったようにおもう.
デジタルネイティブ ★★★☆☆
たしかにデジタルネイティブの概念で、若い世代を切り取るのは世の中の変化をつかむ上で役に立つこともあるでしょう。しかしながら当の本人たちは、そうやって新しい言葉で切り取られること自体をなんとも思わないでしょう。彼らにとって分けることには意味がないのですから。
ここまできたか ★★★★★
とにかく衝撃的である。とくにチャプター1の「全米を驚かせたデジタルネイティブ」の内容は、今の小学校〜中学校の思春期の人達の情報に対する感覚の鋭さを見せ付けられ、日本でよく言われている「ネットかリア充か」という二元論がナンセンスな気さえする。彼らにはネットと現実世界の境界がなく、全てが等価に見えており、一方で情報の高度な選別も行っているところには共感するところもある。

この本ではデジタルネイティブを肯定的に捕らえており、またNHKスペシャルの補足として描かれているところもあり、TVのほうがDVD化されて双方向で見ないとよくわからないところもありそうだが(私はテレビのほうは見ていない)この本を読むことによって「IT革命は産業革命なみの大きな革命だ」といわれているゆえんを本当の意味で理解できると思う。
タイトル負け ★★★☆☆
著者は「デジタルネイティブ」というキャッチーなタイトルを思いついたものの、それをしっかりとらえきれないまま終わってしまったという感。結局、デジタルネイティブとはなにか、一冊読み通してもクリアにはならない。いかにも現代を象徴していそうな言葉だけど、ほんとうはそんなもの存在しないのでは?という気にさせられる。強すぎるタイトルに振り回されてしまって消化不良の一冊。
ネット新時代以降に生まれた「恐るべき子供たち」 ★★★★☆
本書はNHKの番組「デジタル・ネイティブ」の番組制作者
が綴った、番組製作裏話がメインです。

13歳のインド系米国の「子供」が、クラウドソーシングを活用し、
ネットでビジネスを起業している、という衝撃の事実が発端。
これに、日本のSNSブログの草分け、「はてな」の近藤社長やスタッフ
の思考、思想を取材し、生まれたときから、ネット(仮想)とリアル(現実)
を区別しない、新人類「デジタル・ネイティブ」の実像に迫っています。

彼らの特徴。
1、ネットとリアルの世界を区別しない
2、情報は無料と思っている
3、ネットのフラットになれているため、相手の地位、年齢、所属などに
こだわらない

そして、自由に、自分の都合と時間で仕事ができることを当然と考え、
いわゆる従来型社会の会社組織(デジタル・イミグラント)の規範で
働くことを拒否する。自由にネットの世界で行為、行動、商売を行い、
成果を出せば、いつ、どこで何をしていても、とやかく言われること
はない、という考え方を持っている。
一方、これらの「恐るべき子供たち」の中には、株価操作して商売を
したり、ポルノ動画まがいで金をもらっても、さほど罪の意識をもたない
人種も出現している。しかし他方、世界をまたいで、NPO活動で、貧困が
原因で教育が受けられない子供たちを救う活動が相互に行われていたりも
する。

いづれにしても、本書によって、デジタル・ネット革命、真の意味での
21世紀型知識社会以降に誕生した子供たちの生態、実態を如実に知る
ことができる、稀有な本である。そう思えば、「番組制作記録」的な内容も
少しは我慢できるというものです。

今世界で起こっている潮流を知るのに適当な、コンパクトなドキュメントです。