治療のための薬が絶望に変わる、こんなことがあってよいのだろうか。ベンゾジアゼピン系薬剤の常用量依存。繰り返し現れる幻覚、頭の中の雑音、耳鳴り、そしてめまい。ことごとく絶望し心が折れていく壮絶な離脱症状との闘い。苦しい時とそうでない時の体感の変化、薬を減らすと、断薬すると、体感はどう変わるのか。離脱症状から回復するまでの詳細な闘病記録。※この書籍は2013年にPDF、電子書籍で出版化された『シャンビリ・ヘル〜ベンゾジアゼピン離脱症状との闘い』の加筆修正版です。

●contents
はじめに
きっかけ
投薬
常用
正体
シャンビリ
決断
実行
衝動
うつ
挫折
試練
幻覚
孤独
兆候
気力
断薬
恐れ
希望
日常へ
断薬を経て
三十六日間の暗闇
さいごに