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世界的金融危機の構図

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 勁草書房
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 出版社名:勁草書房 発行年月:2010年02月 関連キーワード:セカイテキ キンユウ キキ ノ コウズ せかいてき きんゆう きき の こうず、 ケイソウ シヨボウ ケイソウシヨボウ 1836 けいそう しよぼう けいそうしよぼう 1836、 ケイソウ シヨボウ ケイソウシヨボウ 1836 けいそう しよぼう けいそうしよぼう 1836 2007年、米国のサブプライムローン焦付きに端を発した金融不安は、ただちにヨーロッパ諸国に波及し、主要金融機関の破綻、金融市場の機能麻痺へと拡がり、世界的金融危機へ突入していった。さらに実体経済を巻き込み実体経済停滞・大量失業を長期化させていった。本書は、このような新しい世界的金融危機が生じた「根源」を明らかにし、危機を惹起した基本的構図を解明する。 第1部 世界的金融危機の根源(為替安定化と持続的高度成長、およびそれらの破綻米国の新しい世界経済戦略と現代資本主義の変質実体経済から独立した投機的金融
正統派からの ★★★★★
今まで今般の金融危機および金融恐慌の構図について様々な解説書および分析書が出版されています。近代経済学の分野から沢山の本が出版されて読む機会も多いです。それに対してマルクス経済学からは宇野経済学の伊藤誠氏の著作(青土社)からのものがありましたが今回は正統派の代表格である研究者が執筆したものです。過去に著者は日本経済論などの著作も数多く出していてどれも素晴らしい内容です。この著作も今回の金融危機の発生などのメカニズムを鋭く分析しています。正統派マルクス経済学から分析した本書は素晴らしいです。読まれることをお薦めします。