【「私、だまされてない?」スピリチュアル嫌いの主婦が現実に追い詰められ、疑いながら迷いながら、スピ界の名著『ACIM』に食い下がった四年間の奮闘記】
精神世界における20世紀最高の名著と言われる『ACIM（奇跡のコース）』。
自他ともに認める唯物主義者で、スピリチュアルなんてまるで興味のなかった私でしたが、子育てをきっかけに精神世界に関心を持ち、ご縁があったヒーラーVさんに薦められ、ACIMを勉強し始めました。
その直後、ある事件をきっかけに、ごく普通の主婦であった私のごく普通の幸せな生活が崩壊。その後の人生を立て直すために、これまでのエゴの子としての生き方を続けるのか、それとも神の子としての生き方にシフトチェンジするのか、選択を迫られます。
とりあえず神の子を選んだものの、
「私は変な本に騙されてるんじゃないのか?」
と、不信感一杯。とはいえ、いまさらエゴの子にも戻れず、行きがかり上めんどうを見ざるを得なくなった（?）Vさんに助けられながら、難解であることでも有名なACIMのテキストとワークに取り組み（さっぱりわからない）、聖霊の声に耳を傾け （聖霊なんているの?）、兄弟を赦し（そう簡単には赦せないっ）、つねに愛を選択する（愛ってなによ⁉︎）、神の子として生きる訓練を始めました。
「わからなくてもいいからテキストを読みなさい、お経だと思って読め!」
「神の子とエゴの子に中間はないの!神の子は24時間神の子なの!」
Vさんに叱咤激励されつつ、テキストを床に叩きつけつつ、それでも聖霊の愛に守られて、人生最大のピンチを切り抜け、なんとか今日に至った実践録。なんだかんだでけっこう楽しい毎日です。