インスピレーション : スピリットのガイダンスの流れに乗る! 『奇跡のコース』によせて
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スピリチュアルな自習書、『奇跡のコース』は、私たちがエゴに縛られた狭い視野から、すべてとつながったスピリットへと視点を移し、怖れや欠如感からではなく、愛を動機に生きていく方法を教えてくれます。
コースによると、私たちは、エゴの迷妄の中で判断するのにあまりに慣れっこになっているので、その厚い雲間に、ときどき差しこむかすかな光のようなスピリットの声にガイドをあおぐ必要がある。それがガイダンス。
私たち自身の心の内奥から聞こえてくるやさしい誘いかけです。
それどころか、スピリットは私たちの自由を侵さないように、また怖がらせないように、気づかってくれている様子。
心の内奥にある今はとっくに忘れてしまっていた深い深い憧れ。
それこそ、これまで自分がずっと憧れ続けて来たものだって思えるもの。
そろそろ懐かしいわが家に戻りませんか? という誘いかけ。
みんなと、すべてと一つになって
対立も、区別もしらない愛そのものに溶け込みたい
声の源にさかのぼるほどに、そんな気持ちも深まってきます。
憧れてやまないその場所へ戻り、
本当の意味で、幸せになり、
本当の自分を取り戻す
そこへの道順を教えてくれる道しるべ。
それが、ガイダンス。
もちろん、人生の中で、いろんな障壁にぶちあたったり、
くじけそうになったときに、そこから抜け出る道も示してくれる。
実際的な面も兼ね備えています。スピリットのガイダンスを聞くには、強い霊感など、特殊な才能がいるような気がしますが、必ずしもそうではないと思っています。
一番重要なのは、そこに全身全霊をかけることじゃないでしょうか?
全身全霊で助けを求めること
全身全霊であなたの意志だけに従いたいと願うこと
そのやり方は、私の方では、どうすればいいか、さっぱりわからない。
つまりこちらの考え、プラン、要望など、すべてリセットした、
まっさらの白紙の状態で、たずねることができること。
その結果、感じられた答えが、どんなに自分、エゴとしての自分の期待からと違っていても、それに従う覚悟があること。
そんな一途さ、100パーセントのコミットメントがそこにあれば、
確実に、答えてもらえます。
あとはそれを聞き逃さないように待機するだけ。
それは、一番、期待していないとき、たとえば全く別のことに没頭していたり、
スピリットにガイダンスを求めたことも忘れてしまったときに来るかもしれません。
答えが来る方法もさまざまです。心の中でひらめく思いやイメージ。
偶然出くわした人やもの。なぜか目に止まった新聞や雑誌、インターネット、たとえばfacebookの記事、路上で出くわすサイン。
たまたま通りがかった人が話していて、耳に飛び込んできた言葉。
俗にシンクロニシティと呼ばれるもののすべてがそれにあたります。
どうすれば、そんなガイダンスの流れに乗って生きていくことができるか。
そのとき何が起こるか。
私自身の経験や、『奇跡のコース』コミュニティの中でも、ガイダンスに従う生活を重視している、アメリカユタ州にある、ディヴィッド・ホーフマイスターさんのピースハウスの人たちの話も参考にしながら、お話します。