【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:茂木健一郎/著 出版社名:PHP研究所 発行年月:2010年01月 関連キーワード:ヨム カク ハナス ノウカツヨウジユツ ニホンゴ エイゴ ガクシユウホウ よむ かく はなす のうかつようじゆつ にほんご えいご がくしゆうほう、 ピ- エイチ ピ ケンキユウシヨ ピ-エイチピケンキユウシヨ 7159 ぴ- えいち ぴ けんきゆうしよ ぴ-えいちぴけんきゆうしよ 7159、 ピ- エイチ ピ ケンキユウシヨ ピ-エイチピケンキユウシヨ 7159 ぴ- えいち ぴ けんきゆうしよ ぴ-えいちぴけんきゆうしよ 7159 脳は筋肉のように鍛えられる!自伝を書く、ビジョンをもつ、バイリンガル脳でアンチエイジング。脳を活かす62の実践勉強法。著者推薦の和書・洋書・ヒアリング素材付。 1 JAPANESE(読書力-「言葉」を読み、脳に知を蓄える文章力-「言葉」を書いて脳を鍛える技術話す力-言葉の熱で人は動く)2 ENGLISH
脳のフロー状態(脱抑制状態)・・ なるほど納得。
★★★★★
本書は「読む・書く・話す」をテーマとして、脳科学から見た活用術を紹介
している。
読書力においては、「脳に良質の負荷をかける」ことにより、複雑な意味の
変化処理を行うことで、脳は活性性化して、達成感と充実感が得られるとい
う。
また、文章力においては、脳の「フロー状態」(脱抑制状態)により、文章
に力強さとスピード感によって、質感のある文章が書けると・・。
一例として、夏目漱石は、「坊ちゃん」を2週間で書き上げたのも、「勢い」
と「スピード」によるものであると、紹介している。さすが・・と納得。
普段の読書や文章を書く時には、意識していない事でも、しっかりとした言葉
のイメージを持って「脳」を活用する事を認識できる、おすすめの良書である。
スピードとは集中力。
★★★★☆
会社で先輩からプレゼントされました。
タイトル通り、『読む』『書く』『話す』の3本柱
(+英語の学習についても)で
それらの能力の伸ばし方について書かれています。
特に印象に残ったのは『文法にとらわれずに圧倒的な量を書きこなす』の部分。
茂木さんの多忙ぶりはもはや有名ですが
その中でも仕事をこなすことのできるのは
『スピード』があるから。
量とスピードを意識することが
さらに脳を活性化するという話は
目から鱗でした。
結局何が言いたいのかが、若干不明瞭
★★★☆☆
茂木さんの本は読みやすいこともあって、これまでに数冊読んでいる。
その流れで今回も手に取ってみたのですが、基本構成がパート1とパート2に
分かれていて、パート2の英語に関する内容はこれまでと重複するだけでなく
この本の主旨とマッチしていないように思う。
(これは英語を身につけるハウツー本で記載すべき)
パート1については、読む・書く・話す・の3点で述べられている。
「読む」は、読書の重要性や脳に対する良い読書方法などが記載。
「書く」は、アウトプットすることで脳の中の情報が整理されるという記載
「話す」は、不確実性があるからコミュニケーションが発達すること、
言葉のもつ熱で人を動かすことが出来ることなどが記載
一つ一つの話のテーマは興味深く、引き込まれて読むことが出来るのだが、
読み終わって、全体として何が書かれていたかを自身で振り返った時に
強く印象に残るメッセージがないことに気がついた。
これまでの茂木さん書籍で述べていることに重複している部分もあり、
本全体として、結局何が言いたいのかが不明瞭となっているように思えた。
ただ、茂木さんシリーズの本は値段も低く抑えられている点は評価できるので、
パラパラとめくってみて、興味をそそられてるテーマが記載されていれば
買っても損をしたという印象はない。
書店で確認してから購入されることをお勧めします。
また脳かよ
★☆☆☆☆
「読む・書く・話す」のスキルについて何かを期待しても無駄。
「脳科学もどき」と小手先のレトリックのグダグダ本。
「買って損した!」と思ったら、
きわめて健全な反応を示した自分の脳をほめてあげましょう。
勉強本を超えた勉強本
★★★★★
自己啓発系の本が書店の一角を占め、しだいに広い範囲に、あたりまえのジャンルとして位置を占めるようになってから久しい。ビジネスで成功した人々の「サクセスへ道」、億万長者の「金持ちになる本」、「東大」と銘打った「学習指南書」……などなど、世の中、どうも、勉強しないことにはにっちもさっちも行かないらしい。というのも、情報洪水の中を、ノアのように、泳ぎ切らなければならないから。
一方で、自己啓発本の「ウソ」を「科学した」本もある。一応見てみたが、対象は、「ごく一部のサクセス本」のようであった。そういうのは、知性があれば、選ばないだろうと思う。
前置きが長い(笑)。毎日ウンカのごとく(他に表現が思いつかない(笑))出る自己啓発系の本の中で、いわゆる「一発屋」(たいていは、「柳の下ねらい」の本を数冊出しているが)ではなく、信頼できる著者たちがいる。ざっと思い浮かべるに、茂木健一郎と齋藤孝がまず挙げられる。2人は、結局、同じことを言っているような気がする。前者は、脳学者としての立場から、後者は、子供も含めた教育者としての立場から。結局、彼らが言っているのを、「出力せよ! 出力しつつ考えろ!」
立場の違いから、当然、書き方のスタイルはちがってくる。よりおとな向けには、茂木健一郎だろう。
人はなぜ勉強するのか? てっとり早く、勝ち組になるためか? いや、人生を、より充実させ、生きる喜びを見つけるためだろう。そのための勉強を、茂木は「ことば」との関わりを掘り起こすように「指南」している。ここが、凡百の自己啓発本との違いである。しかもやさしい表現で。
かつては、こういう内容(いわば、知識人の「企業秘密」のようなもの)は、自分だけが握りしめて、他人には明かさなかっただろう。しかし、茂木は、良心的に、かつ、謙虚に明かしている。これは、齋藤孝にも言えるが。「東大へ行けなかった」人も、よい師、よい環境になかった人も、インターネットなどのおかげで、かつての学者と同じような環境で、勉強が始められる。どんな歳でも遅いということはない。生きる喜び、それは、脳の喜びでもある。
いわゆるアカデミックな本ではないが、座右においてよい、と思える濃い内容である。とりあえず、どんなことでも、「マネして」みよう!
ちなみに、私は、氏推薦の、広沢虎造の浪曲をiTuneで買って聴いてみたが、なんとも新鮮で、アタマがクリアになった。こういうのを、「脳が喜ぶ」というのだろう。