【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:多田幸蔵/著 出版社名:洛陽社 発行年月:2009年12月 関連キーワード:クワシイ エイベイ ゲンダイブン ノ シンケンキユウ くわしい えいべい げんだいぶん の しんけんきゆう、 ラクヨウシヤ ラクヨウシヤ 8806 らくようしや らくようしや 8806、 ラクヨウシヤ ラクヨウシヤ 8806 らくようしや らくようしや 8806 1 Fiction,Biography&History(L.P.Hartley(1895‐1972):The Go‐BetweenSherwood Anderson(1876‐1941):Poor WhiteW.H.Davies(1871‐1941):The Autobiography of a Supertramp ほか)2 Science and Culture(George Gamow(1904‐1968):Biography of the EarthRichie Calder
多田幸蔵先生による本物の英文解釈力養成講座(発展編)
★★★★★
「解釈の決め手英文研究法」を終了した方は、こちらの本で、本物の英米文学の一端に触れるとよいでしょう。一昔前の時代に書かれた英文解釈参考書は、今の本ほどわかりやすく、痒い所に手が届くと言った親切さはありませんが、著者の英語教育にかける熱意が伝わってくる様で私は好きです。一回学習しただけで理解できるような内容ではありませんが、繰り返し勉強することで確実に英語力を向上させてくれるような本です。大学入学後、英文科等の学生が受験英語から専門書を読むためのつなぎとして勉強するような使い方も可能。
英米文学科生にも適している
★★★★☆
伊藤和夫氏の『英文解釈教室』のレビューでも書いたが、一般に受験参考書という範疇に属す英語学習本の中には、受験というレベルを超えて有用な本がかなり多い。この本もそういうものの一つである。19世紀の有名な英米作家の作品の一部を集めた構成で、英米文学を志す人にはよき入門書となるだろう。純粋に英語読解学習書としても、やはり時代を超えて残っている名文が多いだけあって、読みごたえ、やりごたえは十分である。解説が多少古いなどの問題点はあるものの、上級の読解力を目指して挑戦する価値は十分にある。すでに上級の人であれば、一種の読み物として英文だけサラっと読むのもいいだろう。英語感覚が洗練されること間違いなしである。
昔ながらの英文解釈本
★★★★☆
この本は、英米の文人、思想家約80人の文章に語句の注釈、和訳、研究と整理を付したものである。現在出版されているのは改訂増補版だが、
実際は1960年に出版されたものに文章を5つ加えただけのものである。
取り上げられている作家は大半が19世紀生まれで、有名人ばかりである。
構成は全ての文章で一貫しており、見開き二ページで左のページに英文、
語句注、右のページに和訳と研究と整理が載っている。それぞれの分量は
英文が150~200語くらい、語句注は詳しく、「研究と整理」は1ページの半分くらいの分量である。この「研究と整理」は類書と違い、構文や文法事項よりも、むしろ英文のタイプ別の読み方や、語句レベルの注意すべき点の解説が多い。このうち語句レベルの解説に関しては、大学受験レベルを越えているものも多い。これは受験レベルの類書にはあまり見られないものなので、学ぶ点は結構多い。ただし構文や文法レベルの解説はあまり詳しくなく、項目別にまとまっているわけでもないので、その分だけ(受験レベルの)上級者向きだろう。選ばれている英文は古いし、網羅性も無い為、受験生にはお勧めできない。昔ながらのオーソドックスな英文解釈の本だが、「研究と整理」の項目からは学ぶ点は多いと思われる。