毎朝1分読むだけゼロから覚える輸入英語の教科書。これを知ってるだけで業務は大きく変わる。毎朝1分読むだけシリーズ
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さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満=紙の書籍の26ページ程度)
【書籍説明】
本書は「毎朝1分読むだけゼロからはじめる輸入の教科書」の続編です。
ゼロから輸入を始めるにあたって必要な英語をゼロから学ぶための教科書です。
以下、まえがきより
管理部門のAさんのところに社内電話が入る。
「今から相談したいけれど、いい?」
電話の主は国内営業部門のBさん。しばらくするとやってくる。
「実はこの商品を輸入してほしい」
と、インターネットから印刷したXYZ社のページを数枚渡される。
Aさんの勤務するABC社は機械製品を製造するメーカーで、国内販売が中心である。Aさんは管理部門に所属し、輸入はおろか輸出に係ったこともない。
一方のXYZ社はフランスのメーカーで、ABC社の同業メーカーではあるが、市場が異なるのでほとんど競合していない。XYZ社の製品はコンパクトで安価なので、XYZ社の製品を輸入販売することによって、補完的効果があり、市場を広げることを目論んでいる。
不審な顔をしているAさんにBさんは繰り返していう。
「この商品を輸入してほしい」
「そんなこと言ったって、ぼくには経験がないし」
「わが社に輸入の経験者はいないよ」
「英語だって大してできないし」
「国内営業部門はもっとできない」
「輸出部門があるじゃないですか」
「いや、実は今後在庫販売を考えていて、そうなると在庫管理は管理部門の仕事だし、品質管理も管理の仕事だ」
「はあ」
「輸出部門にも話は通してある。女性社員のCさんが応援してくれることになっている。分からないことはCさんと相談しながらやってもらいたい」
「はあ、分かりました」
こうしてAさんの輸入英語との格闘が始まる。Aさんは大学までは多少でも英語はできるつもりでいたが、会社に入ってからは使う機会がないので、ほとんど忘れてしまった。しかし覚悟を決めて、輸入英語をゼロから覚えることにした。
【著者紹介】
姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
・ライター
・元商社勤務
・海外駐在2回経験
・ジェトロ認定貿易アドバイザー