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社会科学の方法―ヴェーバーとマルクス (岩波新書)

価格: ¥798
カテゴリ: 新書
ブランド: 岩波書店
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社会科学を「科学」と呼んで良い理由とは? ★★★★★
社会科学を成り立たせている方法論の典型として、ウェーバーとマルクスを取り上げている。人間の自由が比較的制限されている場合にはマルクスの方法が、そうでない場合にはウェーバーの方法が妥当すると大塚氏は述べている。
因みに、資本主義社会を成立させた原因として、物質的には資本と技術の蓄積が、また精神的には本書でも取り上げられているようにプロテスタンティズムが該当するが、大塚氏は日本においてプロテスタンティズムに当たるのが浄土真宗ではなかったか、と言っている。
少し古くさいかも ★★☆☆☆
大塚史学とは、ほとんど無関係な解説書であり、現在では、やや古くさいという印象を受けるかもしれない。

典型的な箇所は、「疎外論」というトピックスの扱い方に現れている。

この時期には、疎外論や物象化論が流行していたが、現在では、ほとんど議論すら行われていない。

また、社会科学の方法を議論するならば、「意識の存在拘束性」が考察の焦点になるはずだと思うが、ほとんど説明されておらず、がっかりした。

内容は平易で、解説とは、このようであるべきだという見本のような文章だが、あまり役に立たないかもしれない。

直接、『大塚久雄著作集』の資本市場の形成過程の分析を読む方が、記憶に残り、後々、役に立った。
ウェーバの「儒教とピュウリタニズム」 ★★★★★
ウェーバの「儒教とピュウリタニズム」の解説が一番分かりやすい。
東洋の文化と西洋の文化を対比することにより、それぞれの文化の補完可能性を模索しているようにも読める。
ヴェーバー社会学の簡単な紹介. ★★★★★
講義をまとめた本なので,読みやすい文体です.
全体は4章からなり,4回の講義録をまとめたもので,特につながりはありません.

第1章
マルクスとヴェーバーを比較させることで,
経済を考察するときの両者の方法論の共通するところ,
その違いを明らかにしています.
第2章
「ロビンソンクルーソー漂流記」が,
英国の中流階級の生活を描写したものであるというお話し.
第3章
ヴェーバーの「儒教とピューリタリズム」を用いて,
東西の階級における宗教のあり方,
人間観の違いについて言及しています.
第4章
ヴェーバーの社会学における思想と経済

第1章,第4章を読むと,社会学の方法論のポイントがつかめます.
ヴェーバーが,宗教を持ち出して経済を語る観念論者だと思っている人は,
本書を読んでから,ヴェーバーの著作に当たるとよいでしょう.

意外に軽いので、読みやすいです ★★★★★
西洋経済史における功績で文化勲章(1992年)を受章した著者・大塚久雄氏(1907~1996)の岩波新書青版における代表作。著者は戦後の社会科学分野における代表者の一人。若い人には退屈かもしれないが、日本の学問の歴史を踏まえつつ、志を持って社会科学を勉強したい人には、一度は読んでおきたい本の一冊。(私もこの年齢になるまで敬遠していた。)

本書はタイトルからして、とっつき難いが、私を含めそういう人であっても第2章「経済人ロビンソン・クルーソウ」は、語り口の滑らかさに、すんなり大塚史学の世界に入っていける。第一章の後半のヴェーバーを語る著者の思いの熱さがにじみ出ている。