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アトミックアクシデント ‐放射能の発見から福島第一原発事故まで‐ 放射線・原子力事故の歴史を辿る、人間と科学技術のものがたり アトミック三部作

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: ボイジャー・プレス/医学教育出版社
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原発事故の歴史的真実! 原子力に未来はあるのか? いま日本人にこそ読んでほしい一冊。

福島、チェルノブイリ、スリーマイル島……
放射線・原発事故の歴史を辿り、そのとき現場で何が起きていたのかを科学者の目で解説する。事故の原因の多くは人間がシステムをオーバーライドしようとして起こったものであり、驚くほど単純で些細な行き違いが、莫大な国家予算をかけて作られた原子炉を瓦礫の山にしてしまう事実には衝撃を受ける。本書は、原発を宣伝するものでも、反対するものでもない。政治色なく描き出されているからこそ、日本人にとって原子力の必要性と未来性を考える上で、必読の書となるだろう。

本書は、米国原子力分野の第一人者である著者の徹底した取材・調査に基づく詳細な記録を元にした、原子力と人類の未来を考察する三部作の中の一冊である。その筋の専門家らしく非常に専門的で高度な内容を押さえつつも、物理学の素地がない読者にも分かりやすい文章、臨場感に溢れウィットに富んだ解説が続く。ノンフィクションでありながら、推理小説のようであり、冒険小説でもあり、ミステリーでもあり、そしてもちろん科学的な記録文書でもある。三部作のどれから読んでもOK。

【目次】
序 文 ソ連の技術的勝利
序 章 ビル・クラッシュと水蒸気爆発
第1章 放射能の発見
第2章 第二次世界大戦-想定外の危険
第3章 カナダのちょっとした事故
第4章 アイダホの産みの苦しみ
第5章 他事は些事-イギリスの核開発
第6章 失敗も また楽しからずや 原子力
第7章 「原子人間」誕生-燃料処理事故の教訓
第8章 軍が核兵器を失ったことは...ほとんど...ない
第9章 チャイナ・シンドローム
第10章 福島第一の悲劇
第11章 リコーバーの罠

【著者】
ジェームズ・マハフィー
ジェームズ・マハフィー博士はジョージア工科大学にて上級研究員を務め、この間に米国防衛原子力局を始めとした数々の公的機関・民間企業でプロジェクトを指導、遂行した。またジョージア州ハッチ原子力発電所では、スリーマイル島事故後の安全システム開発の指揮にあたった。ジョージア工科大学に25年間勤務した後、民間企業の先端研究部門責任者や技術部門責任者を歴任した。
現在はフルタイムで著述業、コンサルタント業に従事。自身の専門分野に関して多数講演し、その巧みで分かりやすく、また楽しいトークには定評がある。

【翻訳者】
百島祐貴
慶應義塾大学病院予防医療センター 放射線科専門医

【監訳者】
林﨑規託
東京工業大学 科学技術創成研究院