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アトミックアドベンチャー 幻の常温核融合、日本の原爆開発、そして放射線殺人…… アトミック三部作

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: ボイジャー・プレス/医学教育出版社
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核物理学・原子力研究の裏面史、科学者たちの冒険譚。

科学者たちの挑戦と失敗の数々……
火星有人飛行は実現可能か? 放射能で息子を殺す!? 著者の体験を赤裸々に綴った、常温核融合騒動の裏側。彼らはマッドサイエンティストなのか、それとも真の科学者なのか。20世紀に巻き起こった核物理学、原子力研究の裏歴史。本書で“失敗談”として語られるエピソードの数々にワクワクせずにはいられない。しかし、本当に“失敗”なんだろうか。なぜなら今でも、科学者たちは夢を追って研究し続けているのだから……
本書は三部作の中では、もっとも現実離れしているという点で気楽に読めると思うが、他山の石として大きな教訓を与えてくれる内容でもある。「科学は多数決ではない」。本書を読めば、その意味するところを理解できるはずだ。

本書は、米国原子力分野の第一人者である著者の徹底した取材・調査に基づく詳細な記録を元にした、原子力と人類の未来を考察する三部作の中の一冊である。その筋の専門家らしく非常に専門的で高度な内容を押さえつつも、物理学の素地がない読者にも分かりやすい文章、臨場感に溢れウィットに富んだ解説が続く。ノンフィクションでありながら、推理小説のようであり、冒険小説でもあり、ミステリーでもあり、そしてもちろん科学的な記録文書でもある。三部作のどれから読んでもOK。

【目次】
序 文 原子の火を囲んで語った夜なべ話
序 章 N線の謎 − 追い詰められた幻の光
第1章 アルゼンチンよ 泣いて
第2章 ドーソン・フォレストのAFP-67
第3章 常温核融合の内幕
第4章 良いしらせと悪いしらせ
第5章 失われた火星探査計画
第6章 CHIC-4革命
第7章 日本の原子爆弾開発計画
第8章 放射線と犯罪
第9章 汚い爆弾の脅威
第10章 星への架け橋
第11章 結語

【著者】
ジェームズ・マハフィー
ジェームズ・マハフィー博士はジョージア工科大学にて上級研究員を務め、この間に米国防衛原子力局を始めとした数々の公的機関・民間企業でプロジェクトを指導、遂行した。またジョージア州ハッチ原子力発電所では、スリーマイル島事故後の安全システム開発の指揮にあたった。ジョージア工科大学に25年間勤務した後、民間企業の先端研究部門責任者や技術部門責任者を歴任した。現在はフルタイムで著述業、コンサルタント業に従事。自身の専門分野に関して多数講演し、その巧みで分かりやすく、また楽しいトークには定評がある。

【翻訳者】
百島祐貴
慶應義塾大学病院予防医療センター 放射線科専門医

【監訳者】
林﨑規託
東京工業大学准教授