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Deep Purple In Rock

価格: ¥1,665
カテゴリ: CD
ブランド: EMI Europe Generic
Amazon.co.jpで確認
   揺るぎない巨大な一枚岩とでも言えそうな本作は、ラシュモア山の側面に彫られたメンバーの顔を描いたジャケットのイメージにそっくりだ。彼らは本作でそれだけの尊敬を勝ち得るはずだと感じていたのかもしれない。と言うのも、ジョン・ロードが作曲した大げさな『Concerto For Group And Orchestra』で味をしめてから、比較的無傷のまま離れることができたからだ。ともかく理由はなんであれ、ディープ・パープルは1970年の初めにメンバーチェンジをおこなった――新たなヴォーカリストにイアン・ギランを迎えて、文句なく70年代ハードロック史上屈指の名作である本作の制作に取りかかったのだ。

   バンドのまぎれもないパワー、それにジャズ色の濃いイアン・パイスのドラミングにもかかわらず、各トラックはグルーヴという点ではあまりに物足りない。むしろバンドの本領は、音量、演奏の濃度、躍動感の単純な積み重ねにあった。10分を超える「Child In Time」はこの種の曲の傑作に挙げられ、「Speed King」「Into The Fire」といったトラックではこのうえなく開放的なディープ・パープルを見せてくれる――リッチー・ブラックモアとジョン・ロードは目もくらむばかりに滑らかなソロの掛け合いを聴かせ、ギランは、間もなくあとに自らを有名にさせる怒号のシャウトを放っている。(Andrew McGuire, Amazon.co.uk)

ハードロックの基本盤 ★★★★★
Child in timeを初めて聴いたのはもう30年以上前の話だがその時つづけて10回くらい聴いてしまった…音楽は芸術だと思った瞬間だった!その時のインパクトは色褪せることなく40を過ぎた今も聴きいってしまう。他にも数曲そんなのはあるのだがこの曲は特別だ! そんなこともあってこの作品に対する思い入れは半端ではない。今さら彼らについてコメントするより一人でも多くの人にこれを聴いて欲しいと思います。
コアなファンなら本作が一押 ★★★★★
70年発表の5作目。いわゆるハード・ロックの教科書的な一枚であり、誰しもが一目を置かざるを得ない歴史的な名盤。リッチー・ブラックモアに主導権が移り、前作から参加したギラン&グローヴァーを配しての大ハード・ロック・大会を展開している。パープルが一介のハード・ロックに留まらないのはここぞというところで強力な存在感を発揮するジョン・ロードのオルガンとリッチー、ジョンの双方に見られるクラシック的なフレーズの導入だろう。すなわち本作に至るまでのアート・ロック的な志向を昇華し、ハード・ロックの血や肉にしているが、ブルースをベースにした他のグループとの違いであり、彼らの個性である。また同じアート・ロック的な手法からプログレへ移ったイエスやナイス〜EL&Pと比べてみても興味深く、リッチーのエゴなくしてパープルの現在の地位がなかったことは明らかである。ジョンとリッチーの曲芸的とも言える凄まじいソロの応酬は、誰が聞いても生唾飲み込みもの。『マシン・ヘッド』同様に代表曲がギッシリの必聴盤。
ちなみにパーブルの重要盤は本作と『マシン・ヘッド』、『紫の炎』の3枚だが、一般に人気の高いのは代表曲がギッシリ詰まった『マシン・ヘッド』であり、通を自称するコアなファンは本作、本質志向なら『紫の炎』となる。とにかく70年代という素晴しい時代のサンプルがここにはある。
アニヴァーサリー・エディションには1.のピアノ・バージョン他、各曲のミックス/バージョン違い、シングルのブラック・ナイトなど6曲を追加してある。表記上ボーナス・トラックの数が多そうだが、演奏前の会話も1トラックとして区切ってあるので注意。
二期〜三期、唯一の駄作 ★☆☆☆☆
正直言って、どうしてこんなに評価が高いのか理解できない。

全体的に中途半端で完成度が低い(まぁ、その荒削りな感じが魅力でもあるのだろうが)


次の「ファイアボール」から「嵐の使者」までは、初めは少し地味な印象でも聴いているうちに好きになれたが、これだけは何度聴いても好きになれない。

「スピードキング」と「チャイルドインタイム」はまだマシだが、やはり他のアルバムの曲と比べると少し地味な印象。

国内版の「スピードキング」に至っては初めて聴いた時、途中から始まったかのような大きな違和感を感じた(実際、途中から始まっているのだが)


せめて「ブラックナイト」が入っていればもう少しマシだったかも知れないが。。。 どうして入れなかったのか疑問でならない。



もちろん、それまでのアートロックからハードロックにシフトした記念碑的な作品ではあるし、自分も何だかんだで内容は知っていながら買ってしまったのだが。。。


これからDeep Purpleを聴こうという人が、これを聴いて他のアルバムにも手を伸ばしてくれるのか非常に不安だったのでこのレビューを書いた。

ビギナーには、「マシン・ヘッド」か「紫の炎(Burn)」をオススメしたい。


ちなみに、「25th anniversary edition」(ボーナストラックなどがついて、計20曲)とレビューが共有されているので、買うときはどちらかきちんと確認した方が良いです。
念のため。


それと、これは通常版の評価です。
「anniversary edition」の方は、ボーナストラックがなかなか素晴らしいので、もう少し評価が高いです(それでも他のアルバムより飛び抜けてはいないが)
Deep Purple 最高のスタジオ録音 ★★★★★
 ハードロックとはどういう音楽か?と聞かれて、極めつけの回答はこれを聴かせること。「それで?」なんて言って来る奴はぶっ飛ばしても罪にならない。時代が時代なら「切り捨て御免」で許される。

 ドッカーンと始まって疾走しまくる音は1970年の暮れに発売されて以降、ハードロックのバイブルなのである。中1だった僕も「Speed King」が鳴り出した瞬間から思春期に突入したんじゃないかなぁと思っている。臍の下にお毛ケが生えてきたアノ頃、もう何もかも構わずに叫びたくなってしまって力が漲っていた当時、この曲を聴いて体の「異常」を感じなかった子供達は社会に出てもロクなもんになっていないに違いない。そう願う、世界平和のためにも・・・。

 25th記念とやらで一杯収録曲が増えてお手ごろ価格で釣っていたとしても、オリジナル7曲には到底叶う内容じゃァ無い。でも聴けてよかった・・生きてて良かったウンウン。
史上最高のハードロック ★★★★★
これを超えるハードなアルバムがあるだろうか?
爆音の中にもクラシックの幻想的なサウンドが
自由自在に散りばめられ唯一無二の感動をくれる。
1曲目「Speed King」から爆発だ。ギランの全てを薙ぎ倒すような
シャウトが聞ける。そしてリッチーとジョンのソロのぶつかり合い
がまた凄まじい。3曲目「Child in Time」の最後の加速度は
まさに狂気。オーディオがぶっ壊れるかと思ったよw
4曲目「Flight Of The Rat」はジャズっぽさも感じさせてくれる軽快な曲
イアン・ペイスのドラミングが聴き所だ。
5,6曲目の「Into The Fire」、「Living Wreck」では
ジョン・ロードのオルガンが唸る。もう習慣や伝統にとらわれない
とはこのこと。自由自在で無重力空間を行ったり来たりって感覚に襲われる。

この作品は史上最高にハードだと思う。あまりにハード過ぎる。