宮城県産 有機JAS玄米 低温乾燥 ササニシキ 3kg 平成29年産
価格: ¥2,200
刈り取り後、熱を一切加えずに送風のみにて乾燥させておりますので、発芽率のいい玄米です。有機JAS認定で3年以上、農薬や化学肥料を使わずまた、畜産系堆肥も使用せずに栽培しております。籾保存で、定期的に籾摺りを行い玄米にしています。
「ササニシキ」は『あっさりタイプ』の品種です(詳しくはページ下部の商品説明をご覧ください)。『もっちりタイプ』をお好みの方は「有機JAS玄米 たきたて」(通常の炊飯器でも柔らかく炊けます)をお勧めいたします。
玄米中の放射性物質を自主検査しております。放射性ヨウ素I-131、放射性セシウムCs-134、Cs-137とも検出しませんでした(下限値それぞれ0.67、0.77、0.75Bq/1kg)。※試料はササニシキ、たきたて、つや姫、ササシグレのブレンド米
2017年、宮城県登米産。有機栽培・低温乾燥【玄米】です。《 2017年産米について、ご一読ください!》 ・・・今年は栽培期間中7月を除き低温傾向で推移し、特に8月は「やませ」に見舞われ低温寡少が続き,光合成細菌・EMの散布で光合成の促進に努めました。9月には天候は回復しましたが、8月の低温が後々まで響き近年無いほどに登熟に時間がかかり、収穫作業が大幅に遅れました。 ◆米の品質は平年産よりも緑色米や腹白米が多めですが、検査等級は1等に仕上げております。ササニシキは緑色米があるくらいの方がおいしいとも言われます。 ◆食味的には低温登熟ゆえササニシキなのに味が濃いめで甘みも多め、粘りも平年よりはあり平年産の「ササニシキ」からやや「つや姫」や「コシヒカリ」に寄った食味となっております。(あくまでも自己評価です)。 ◆見た目は良くありませんが、食味的には自信をもってお勧めできます。
現在の日本米のほとんどはコシヒカリ系品種で、モチモチ感や粘り、甘味が多めですが、これは交配の過程でモチ米の要素を取り込んでいるからです。 洋食が中心の現在の食嗜好において何時のころからか「モチモチ感や粘り、また甘味が強めの米がおいしい米」と言われるようになりました。一方、ササニシキは古くからのウルチ米の特性を引き継ぐ米で、両者の特徴の違いからかつては西の横綱コシヒカリに対してササニシキは東の横綱と言われて、食味においても好みを分けていました。しかしササニシキは栽培が難しく1993年の大冷害で収量が極端に落ち込んだ事を機に農家から敬遠され、替って当時はまだ新品種だった冷害に強いひとめぼれ(コシヒカリ系)にあっという間にとって替わってしまったという経緯があります。 ■■「ササニシキ」の魅力はあっさりしていて和食に合うことです。和食の繊細な味わいを壊さない、従来からの「銀シャリ」ですので本格寿司店で重用されています。 ■■特徴は、粘りが強くないので口の中で粒はなれが早いこと(パラパラという意味ではありません)、強い甘味ではなく噛むほどに甘味・味わいが増してくること、さっぱりしていながら旨みもあること、冷めても風味が落ちないこと、体にやさしいこと等です。