NOSとNOOSの精神分析 ③ ~オイディプス編~
価格: ¥0
半田広宣提唱の宇宙論『ヌーソロジー』と、
ユング、フロイト、ラカンなどの精神分析をかけ合わせた、
「ヌーソロジー×精神分析」の本。
ゼロからでも精神分析の主要な概念が分かるような内容を目的としつつ、
ヌーソロジーの概念と絡めることによって、
双方の理解を深めつつ、
幅広いジャンルから「精神病」というテーマを取り扱えるようにすることを目的とする。
また、普段は別々に語られることが多い「ユング」や「ラカン」だが、
それらの提唱している概念に繋がりを見出しつつ、
ユング、フロイト、ラカン、アドラーといった人物の精神分析学を横断して扱う目的もある。
「心理学の内容」と「ヌーソロジーと絡めた内容」とを分けて記述しているため、
ヌーソロジーを知らなくても、ユングやラカンなどの心理学・精神分析学について理解することができる。
※全3部のうちの3部目
==目次==
~オイディプス編~
**はじめに**
**アドラーについて軽く**
・アドラーとは?
・「岸見一郎」さんなどの影響
・「劣等感」について
・「劣等性」と「差異」とについて
・「共同体精神」について
・「共同体精神」にある階層構造
・能動的に生きるということについて
**オイディプスについて**
・「オイディプス」とは何か?
・神話「オイディプス王」の内容
・「オイディプス王の神話」から「オイディプス・コンプレックス」へ
・著書「アンチ・オイディプス」について
・「アンチ・オイディプス」における「オイディプス」とは?
■「父性原理」と「母性原理」
・「父なるもの」と「西洋」の関係
・ヌーソロジーにおける「人間の思形と感性」
・「母なるもの」と「東洋」の関係
・「神道」の持つ二面性について
・「母なるもの」への父性の上書き
・ジャパニーズ・オイディプス・コンプレックス
・「アンチ・オイディプス」とは何か?
■「オイディプス」と「虚栄心」
・現代日本で権力を持つもの
・「学校」と「メディア」について
・「医療」について
・「政治」について軽く
・「学校」「メディア」「医療」の3つについてまとめ
・父性側が重視するもの
・母性側が抱えるもの
・実例が書かれた文献について
■「物質的な軸」と「精神的な軸」について
・二つの軸について
・アーリマン的な力とルシフェル的な力
・政治における二つの立場
・「2つの軸」と仕事について
・産業の発展による構造の変化
・仕事をすることは「人と関わる」こと
・「2つの軸」の理想的な在り方
■オイディプスに対抗する「知性」
・必要な「知性」とは何か?
・学校で習う科目について
・学校で習うことで重要なもの
・学校で習うことで重要でないもの
・「理科」と「社会」といった科目についてなど
・「丸暗記」の仕組みとその逆となるもの
・「ヌーソロジー」で求められる知性
・「暗記」と「虚栄心」
・正直、大学を卒業しないでも、それなりに仕事をして生きていける世の中になって欲しい
**魔術・オカルティズムとの絡みなど**
・魔術のカウンターカルチャー的側面
・「勇気づけ」の手段としての魔法
・4種の「オイディプス」的な弊害について
・「星の力」を借りて生きる
・フロイトのやり方とユングのやり方
・「仏教」について
・「日本神話」で表現されていること
・隠れた「月」の力