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NOSとNOOSの精神分析 ② ~ラカン精神分析編~

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カテゴリ: Kindle版
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半田広宣提唱の宇宙論『ヌーソロジー』と、
ユング、フロイト、ラカンなどの精神分析をかけ合わせた、
「ヌーソロジー×精神分析」の本。

ゼロからでも精神分析の主要な概念が分かるような内容を目的としつつ、
ヌーソロジーの概念と絡めることによって、
双方の理解を深めつつ、
幅広いジャンルから「精神病」というテーマを取り扱えるようにすることを目的とする。

また、普段は別々に語られることが多い「ユング」や「ラカン」だが、
それらの提唱している概念に繋がりを見出しつつ、
ユング、フロイト、ラカン、アドラーといった人物の精神分析学を横断して扱う目的もある。

「心理学の内容」と「ヌーソロジーと絡めた内容」とを分けて記述しているため、
ヌーソロジーを知らなくても、ユングやラカンなどの心理学・精神分析学について理解することができる。


※全3部のうちの2部目

==目次==

~ラカン精神分析編~

**はじめに**

**ラカンの精神分析**
■ラカンについて
・ラカンとはどんな人か?
・「人間は人間でないものを知っている」
・ラカンの読み方について
・ラカンの難しい所
・西洋の外から見るラカン
・推奨文献
■ラカン心理学の内容(鏡像段階論とRSI)
・「鏡像段階論」について
・「エス」と「主体」について
・「想像界」と「象徴界」について
・数列を使った象徴界の例え
・「現実界」について
・映画「マトリックス」の比喩
■ラカン心理学の内容(名とイメージの関係とシェーマL)
・「シニフィアン(名)」と「シニフィエ(イメージ)」
・シェーマLについて
・シェーマLにある二つの線
・言語を「作る」世界と、言語を「使う」世界
・ラカンの精神分析が目指すもの
■ラカン心理学と「時間」について
・「三人の囚人の寓話」について
・「三人の囚人の寓話」の問題点
・「論理の時間」について
・二つの「時間」の方向性
■人間の自我構造の発展
・人間の自我形成の仕組み、その1:空間認識のレベル
・人間の自我形成の仕組み、その2:上位レベル
・オンラインゲームとの対応
・「ペルソナ」と「こころ」
■4次元で読むラカン
・「4次元」で読むとラカンは分かりやすい?
・「4次元空間」とは?
・「4次元空間」側の「シニフィアン(名)」を見る
・仏教の「止観」について
■「人間の欲望の根本原因」と「対象a」について
・「対象a」について
・「対象a」はヌーソロジー的に言うと何か?
・「まなざし」としての「対象a」
・「人間の欲望は《他者》の欲望である」
・親鸞の「他力本願」について
・「黄金数」の話
・メビウス構造
■「父の名」や「ファルス」について
・ラカンによる「オイディプス・コンプレックス」解釈
・「ファルス」について
・「去勢」について
・「父の名」について
■これまでの用語まとめ