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電波大戦

価格: ¥1,554
カテゴリ: 単行本
ブランド: 太田出版
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オタク界の先達らの「護身指南書」 ★★★★☆
「電波男」の本田透さんが、「モテの魔の手」から護身するために、竹熊健太郎さん(バツイチ)、岡田斗司夫さん(バツイチ)、滝本竜彦さん(メンヘラ彼女と同棲中)、そして倉田英之さん(女は紙かjpgに限る)らと、対談した内容をまとめた本です。
非常に楽しく読ませてもらいました。

世間に名前が出ると言い寄ってくる女の人っていうのは必ずいるみたいで、オタク界の先達らが、彼女らと付き合った結果、どのようなことが起こったか。
そこまで言っていいのかというくらい、ご教授してくださいます。

特に興味深かったのが、まだ若い滝本さんの話で、「ファウスト」で出てきた女性との話は全部実話だったようです。
あと、倉田さんだけが「完全護身完成者」となりますが、後に「倉本」で語られる倉田さんの「ラストラブ」の話が少し出てきます。
倉田さんは、完全に現実の女性からは解脱してしまっていて、ある意味一番すごい。

読むと、女性に対する絶望感が増すのですが、かなり面白い内容なので、本田さんや、対談者のファンの方なら、必ず読んだほうがいいと思います。
一般人は真似できない「護身」 ★★★☆☆
劇作家の本谷ユウコさんが薦めていらしたので読んでみました。

感想は、クリエーターや芸能人向けだなあ、一般人の恋愛には当てはまらないことがおおいなぁ。という印象。
対談の中身は、売れてしまった著者が迫り来る三次元の恋愛の誘惑からいかに身を守るかというもなのですが。
普通はヲタであっても、一般の人が熱狂的なファンに追い回されたり、恋愛で創作活動が邪魔されたりすることってないですよ〜。
そんなわけで、結構能動的に(同人や動画投稿で有名になっているレベルで)ヲタとしての活動をされていないと電波男のように自分の恋愛に当てはめて考えるのは無理でしょう。
というか、一般人がこの本をガイドラインとして生活すると「モテの魔の手」どころか周囲の女性を敵に回してしまいかねません。(笑)
結果、別世界の内輪ネタをぼーっと聞かされる感じで終わってしまいました。
また、本田氏のいつもの「話芸」がおさえ気味のため、露骨に女性がイラッとしてしまう表現も多く、女の人にはキツいかも。
しかし、「女性が純愛と思っているタイプの愛情は男にとっては友情にカテゴライズされる」とか、「コンプレックスを糧に創作活動をするクリエーターは潰れる」など、なかなか深いお言葉も多く読みがいはあります。あくまで、クリエーターの方々の恋愛観を知るインタビュー記事として読むのが正しいのではないでしょうか。
売れっ子喧嘩せず? ★★★☆☆
「電波男」は思想的に 一オタクとし見ても必ずしも賛同できる内容ではなかったにもかかわらず、
尋常ではない著者の勢いが爆発していて、その「芸風」が天晴。

あまり上手くは説明できないが「いい本」だと思ったのだ。

ところが本書では、どうも先行するオタク有名人達に擦り寄っていくような姿勢が強くて、
「本田ぁー!どうしたんだー!!」
とリング下から罵声を浴びせたくなるよーな感じ?

他の方とのマタ−リ展開はともかく、
滝本氏の指摘どおり思想的に衝突する岡田氏とは「大戦」するべきだったのでは?
岡田氏の「芸風」も冗談のなかに本気を込めるみたいなところもあるんで、プロレスのような「筋書きのあるバトル」を期待してしまう。

まあ、閉めはコンパだし、俺的には本田氏の気に入った女が来たのなら一緒になっちゃっても別にかまわんのだが。
どうゆう熱い言い訳をかましてくれるかでまた楽しませてもらう。
本田透のチャレンジ ★★★★★
面白いですよ。
読んでいるこちらも成長してゆく感じがします。大袈裟ですけど。
道場にやって来てヨガをやるのですが、「自分が苦しい時は相手も苦しい」という言葉は胸に響きますね。
本田透自身はあんまり体育会系は苦手っぽそうですが、やはり彼もプロレス好きということもあっていち早く、肉体と精神の関係について理解したようですね。
オタク男たちの対談集 ★★★★★
「電波男」「萌える男」の著者、本田透氏による、オタク界のカリスマたちとの対談集。
「電波男」でいい意味でも悪い意味でも注目を受けるようになった本田氏。
本書は世間の好奇の目から自分を守るための保険のような書だといえる。
バカ正直に読むと、はてなマークが頭の上に大量に浮かぶ人も多いだろうが、
本書の真意が「真実の愛以外はいらない」という高らかな宣言にあるとすれば
その意味合いもまた変わってくる。

とまあ堅苦しく書いたが、内容としては肩肘張らずにニヤニヤしながら読むのが吉。
オタク作家たちの身の上話、思想などを読みながら本田氏のおたおたする姿にほくそえみましょう。
本田氏の狙いもきっとそこにあるはず。
拒絶する人を敢えて突き放す、見事な確信犯っぷりに脱帽です。