編者が自ら語る『修証義』の真意と 曹洞禅の神髄: 明治の青年僧侶に語った 講義録 仏教聖典入門シリーズ
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曹洞宗の開祖・道元禅師の主著『正法眼蔵』のエッセンスを簡潔にまとめ、曹洞教会の根本聖典とされる『修証義』。本書は、畔上楳仙(あぜがみばいせん)、滝谷 琢宗(たきやたくしゅう)の両禅師とともに、その編纂に重要な役割を果たしたとされる大内青巒(おおうちせいらん)が、その編纂にあたっての真意を、明治の青年僧に語った貴重な講義録です。現代人にとって必ずしも分かりやすいとは言えない『修証義』の真意が、わかりやすく解き明かされています。
編集に際しては、表記を新字・新かなに改めるだけでなく、ほとんど改行のない原文を内容に即して改行し、段落に分け、さらに注を加えるなどして、仏教・禅の初心者にもわかりやすく読めるように工夫しました。手軽に読めて『修証義』と曹洞禅の真髄に迫る一冊です。