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不勉強が身にしみる 学力・思考力・社会力とは何か (光文社新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 光文社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:長山靖生/著 出版社名:光文社 シリーズ名:光文社新書 233 発行年月:2005年12月 関連キーワード:フベンキヨウ ガ ミ ニ シミル ガクリヨク シコウリヨク シヤカイリヨク トワ ナニカ コウブンシヤ シンシヨ 233 ふべんきよう が み に しみる がくりよく しこうりよく しやかいりよく とわ なにか こうぶんしや しんしよ 233、 コウブンシヤ コウブンシヤ 2271 こうぶんしや こうぶんしや 2271、 コウブンシヤ コウブンシヤ 2271 こうぶんしや こうぶんしや 2271 四〇歳を過ぎた。親として子に何かを教えようとしたとき、ふと、自分の生きざまを問われ、恥じ入りたい気持ちになる。子供に読んでやる文章が、自分自身の身にしみる。この年になってやっと、本当の勉強の意味に気付いた気がする-。学力低下不安から、子供にお勉強をさせることは、一種のブームと言える盛り上がりを見せている。しかし現在の日
さて、何をどう勉強すればいいのやら ★★☆☆☆
何をどう勉強すれば良いのかわからなくなっている就職活動中の私。
このような状態の時に、助けを求めて本書を手に取りました。
しかし、書かれている内容は、このような私にとっては期待はずれのことばかり。

倫理がどうとか、正しい歴史だの、今の私からすればどうでも良い事だらけ。

そんな中にも、面白いと思える内容がいくつかあったため、星2つ。
でももう二度と読まなくてもいいや。
考えさせられるけれど、すっきりしない。 ★★★☆☆
子供が勉強しないゆとり教育について考えよう。最初に自主性を身につけさせて後で勉強したいことを自分で選ぶなんて無理なんじゃないかな。そもそも、教師の週休2日制のために始めた政策じゃないか。もう親による自助努力しかない。
でも、その親世代が自分も含めて救いようの無いほど勉強しない事実がある。勉強は親にこそ必要ではないか。では何を勉強したら良いのか。そんな観点から読書、倫理、歴史、自然科学・数学、個性等について著者の考えを述べたエッセイ。

馬鹿が馬鹿の再生産をしているので、親は子供に教えるとともに自分も学ぼう。でもその時、親は子供と共にもう一度、あるいは初めて学ぶ内容や本を選択できるのだろうか。自然科学や数学の思考停止がエセ宗教や詐欺に引っかかる原因だという主張など、頷けるものが多い。

ゆとり教育による自主性や個性を尊重する教育を受けた親子は、普通の仕事への拒否感や自分探しに落ち入りやすい。クリエイティブな仕事ほど、厳しい競争が待っていることを知らないとの警告もある。

かといって著者が勉強してきた人間かというと、本人曰く読書しすぎて勉強しなかったので受験で苦労したと語る。子どもが大きくなった今になって、自分の勉強の至らなさをますます感じると言うのである。ただ読書の経験はあるから、親子で読むべき本を所々で紹介している。読書好き著者の個人的なイチオシ本であり、目眩がするほどレベルが高い。

歴史は多面的な見方が必要なので、ナントカ史観や司馬遼太郎の小説などで学ぶものではない、と言うあたりの記述も興味深い。リベラル系の立ち位置ながら、自虐史観もつくる会史観も割と公平に見ている。

倫理は国が決めるべきではないとする主張は、真に難しい問題である。通常の近代国家は国家に都合の良い倫理を教育するものだからである。かと言って、現場教師にまかせてみたのが日教組による倫理破壊であり、その揺り戻し騒ぎだろう。平成21年以降、日教組が国を握った状態ではますますややこしい。

古典に親子で一緒に触れ合って学ぶのが望ましい。しかし百人一首には男女間の秘め事もあるし、源氏物語もなかなか触れにくいこともあると逡巡する。で結局、論語が良いのではないかと言うあたりは、著者の個人的趣味丸出しで、微笑ましくもあり、脱力感もある。
そもそも論語は極めて解釈の幅が広く、論語読みの論語知らずとも言う。解釈そのものが思想とも言える。なかなか過激なこと言うなあ。
身にしみた ★★★★★
大人の勉強不足を指摘している本です。
歴史や倫理から自然科学まで、
参考図書とともに著者の考察が
加えられています。

私自身、自分の不勉強を
暗に自覚していたせいか、
本書は身にしみました。
よいタイミングで本書に出会えたと
思います。
みなさんにもお勧めしたいです。
得たものは ★★☆☆☆
正直つまらない。日本の現状分析と、勉強が大事だというその理由づけはまともです。ただ誰でも知っています。内容紹介にある通り「思い悩むドキュメント」、それ以上でもなければそれ以下でもありません。何かの答えが提示されるわけではありません。
「勝ち」「負け」と離れた教養のために ★★★★☆
≪一方では発達のもっとも遅れた者を排除することで,また一方では生き残った者たちに決して止むことのない試練を課し続けることによって,自然は生きる者に存在の理由を与えているのであり,その理由に合致し,また真に理解する者だけが,今後も生き続けるであろうし,そのようにして生き残る者が,社会の進歩を確実にするのである。≫

 上記のようなスペンサーの言葉を引用して,筆者は,≪本書は,凡庸な親が,子供の教育に悩みながら,親もまた勉強しなくてはならないと考え,しかし何をどうやって学ぶべきか,そもそも勉強とは何だっけ,といった事柄を思い悩むドキュメントである。≫(31頁)とする。
 ここまで読むと,「勝ち組になるための勉強法」みたいな薄っぺらな本かと思う。実際,子供にどのように本を薦めるかといった記載もあって,本書の本来のコンセプトはそうしたところにあったのだろう。
 が,途中から,大人が身につけるべき教養とは何か,どうやってそれを身につけるべきか,という,多分筆者が最も関心を有する事柄に記述が移行する。それがまた面白いし,「勉強するための基本図書ガイド」「国語,英語のための基本図書ガイド」「倫理的に生きるための基本図書ガイド」「歴史を知るための基本図書ガイド」「数学,科学に親しむための基本図書ガイド」も実践的で,そこだけでも読む価値がある。
 コンセプトは薄っぺらいのに,そこからいい意味でずれてできた,いい本である。