大吟醸(?)か、それとももう一つのベストアルバムの方に収録されていたかはもう忘れてしまったけど、初めて耳にしてから3年経った今も時々聴いています
『あのささやかな人生を、よくは言わぬ人もあるだろう
あのささやかな人生を、無駄となじる人もあるだろう』
洋楽や邦楽、カッコいい音楽を聴くのもいいけど、疲れ果てたり辛くて仕方がなかったりする時にこういう優しい歌を今の中高生に聴いてほしいと思いました
ちなみに自分はこの曲は通常版ではなく、劇場版の方をメインと考えています

　「あのささやかな人生を良くは言わぬ人もあるだろう　あのささやかな人生を無駄となじる人もあるだろう　でも僕は誉める　君の知らぬ君についていくつでも」という歌詞がすごく好き！
　やはり「でも」という部分がすごく良いですね。誰も誉めなくても、僕は誉めるという感じが凄く出ていて、すごく勇気付けられます。
　自分の人生のことを指摘されたようで、すごく最初は驚きましたが、でも凄く勇気付けられました。
　３曲目の映画で起用されたほうも、歌い方も歌詞も微妙に違っていてそれもすごく良い味を出しています。

ホリエモンの言動や、ほとんどなんちゃってなのにセレブという言葉の氾濫など、差別主義が蔓延る昨今の世で、“頭の悪い人間…負け組み…”そんな言葉がよく聞かれるし、それをテレビがどんどんあおり続ける。
また一方で今日までこの国にあった人種差別意識も国の外交の愚かさで、ますます助長されてるようだ。
しかし、そんなばかばかしい決め付けで人の価値は計れない。

『あのささやかな人生をよくはいわない人もあるだろう でも僕は誉める君の知らぬ君について幾つでも』

映画「学校Ⅲ」を見ました。主人公のシングルマザーが次から次へと不幸に見舞われ、途中から見ているのが辛かったのですが、ラストでこの曲が流れると、まるで神が主人公に救いの手を差し伸べている様に思えて、心が癒されました。数分の音楽で映像作品のイメージを変えてしまうという点で、金八における「世情」を思い起こさせられました。

瞬きもせずが違うバージョンで入っているが微妙な歌い方の違いが絶妙。
同じ歌なのに違って聞えてくる。
みゆきさんの素晴らしさが伝わってくる。