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仏さまに救われるということ 『親鸞・他力の救い 下巻』

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: annyouzi出版
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宗教はなぜ必要なのか? 『親鸞・他力の救い 上巻』
仏さまが救うということ 『親鸞・他力の救い 中巻』
に続いて本書は最終巻です。
本書では、親鸞聖人の信心という問題を中心に書いています。
内容は

まえがきより抜粋
Ⅲ、「いのちの出遇い」では、「宗教的信仰」ということについて考えていきます。
その際、親鸞聖人の『教行信証』における「信巻」を中心にして明らかにしていきます。
親鸞聖人における「信心」とは一体何で、どのようにして獲得することができるのだろうか?
その「信心」を獲得したらどのようになり、どのように考えるのだろうか?
また、信を獲得することと名号を聞くこととの関係とは?
そして、阿弥陀さまと私がどのようになり、何が信に対していけないことなのかということを考えていきます。
以上のことを「いのちの出遇い」では明らかにします。
 結論の「樹のメタファー ―「無量樹(寿)の喩え」―」では全体のまとめを、メタファーを用いて表現しています。
以上

私は素晴らしい先生と出遇い、素晴らしい本と出遇いました。
本書を読めば、上記の疑問が必ず解消されるはずです!
親鸞聖人の教えに学びながら、浄土真宗の御信心とは何かということを一緒に考えていきましょう♪


【目次】
Ⅲ、いのちの出遇い ―宗教的信仰―「信」
至心信楽の願 ―第十八願―
ⅰ、信心
阿弥陀さまの願いより生じる私の信心
 ―阿弥陀さまより回向される「たまわりたる信心」―
弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり
―よくよく案ずれば―
阿弥陀さまの御いのちに私のいのちを預ける ―「帰命無量寿如来」―
信心とは無我である ―物となって見、物となって聞く―
信心とは全てのものに生命の躍動感を感じる世界 ―物の立場となる「無我」の境地―
信心とは阿弥陀さまの心に私の心が溶かされること
 ―阿弥陀さまの救いに目覚めること―
阿弥陀さまからいただいた信心=他力の大菩提心 ―「願作仏心」―
私を生かして下さっている力に気づかせていただく心 ―難信の難―
二河白道の比喩 ―弥陀・釈迦の声が聞こえたのは絶対絶命(煩悩のきはまり)になった時―
ⅱ、長生不死の神方
大信心は「長生不死の神方」 ―死なない御利益・死なないいのちになる―
信心の人は「無生の生」となる ―「無碍の一道」―
信心の人は死んでも死なない安心の身になる ―絶対の価値転倒―
信心が定まるとき往生が定まる ―「現生正定聚」―
阿弥陀さまの無限の御いのちに生きる ―「後生の一大事」の解決―
大信を獲得する「難信の難」の道とは ―信と不信―
ⅲ、三心
第十八願の本願文について ―「ただ五逆と誹謗正法を除く」―
第十八願の本願成就文について ―「回向せしめたまへり」―
「至心・信楽・欲生」の「三心」を回向される ―「疑蓋雑はることなき」真実の心 ―
「三心」である金剛の真実信心は名号を具す ―信と行の不可分―
ⅳ、機法一体
衆生と阿弥陀さまが一つに溶け合う ―「機法一体」・「二種深信」―
「絶対矛盾的自己同一」の論理
―「助からないものが助かる論理」・「堕ちていくままで助かる論理」―
「不断煩悩得涅槃」 ―「信心の智慧」による目覚め―
二種深信の論理は影を残す「月光」の照射 ―月光の喩え―
ⅴ、聞
私のために起こされた阿弥陀さまの御苦労を聞く
 ―法蔵菩薩が阿弥陀さまと成る仏道を聞く―
「我」というはからいを加えずそのまま聞く ―疑いなく聞く―
阿弥陀さまの御いのちの呼び声を聞く
 ―死ぬことは心配ないという真理を聞かせてもらう―
ⅵ、疑
仏智疑惑を誡める ―信と疑―
「疑い」とは「我」のはからいのこと ―阿弥陀さまを疑い自分を信じる―
垣根という隔てを作るのは衆生 ―阿弥陀さまの隔てなき「無条件の救い」―
単純なことを受け入れる難しさ ―大人が大人のままで赤子になること―
阿弥陀さまの仏智をはからう疑いを捨てる ―煩悩を捨てることではない―
ⅶ、海
「大信海」は平等の受容海 ―差別されない無条件の救い―

結論
樹のメタファー ―「無量樹(寿)の喩え」―
無量樹(寿)を生きる ―「いのちひとつ」の目覚め―

参考文献・参考論文
あとがき

無宗教であると言っているあなたこそ、是非読んでみて下さい♪

【著者紹介】
浮島 範道(うきしま のりみち)
浄土真宗本願寺派 布教使。
福岡県に生まれる。
 二〇〇五年 龍谷大学文学部真宗学科卒業
 二〇〇七年 龍谷大学大学院文学研究科真宗学専攻修士課程卒業(文学修士)
 二〇一〇年四月~二〇一二年三月 九州大学 文学部 倫理学専攻 研究生
浄土真宗本願寺派 安養寺 衆徒

〈著書〉
宗教はなぜ必要なのか? 『親鸞・他力の救い 上巻』
仏さまが救うということ 『親鸞・他力の救い 中巻』