女王伝説の記念碑的公演!
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1980年8月14日ザルツブルク音楽祭、グルベローヴァ女王様伝説の幕開けとなった記念碑的コンサートを収録した輸入盤CD(ドイツ)です。
えっ〜!うそ!ほんと!これ価格まちがってない!?(@@)(@@)
昨今ユーロ安とはいえ、めちゃめちゃお買い得価格ですよぉ〜!v(^^)v
コロラトゥーラの女王エディタ・グルベローヴァの報われることのなかった歌手人生の前半が終わり、今コンサートをきっかけに以降の驚くべき快進撃がスタートしたんですよぉ〜!
半生記「うぐいすと薔薇」を読めばあまりに悲惨な境遇と不遇時代に驚きます。
故国(スロバキア・ブラチスラヴァ)から、毛布1枚で母上を連れて命がけで国境を越える箇所は涙なくしては読めません!(;;)(;;)
「チェコ共和国」と「スロヴァキア共和国」に分離独立(1993年)前の「旧チェコスロヴァキア」は、チェコ国家(親ソ連)の力が非常に強く、スロヴァキア出身者は冷遇され、ブラチスラヴァ音楽学校の優等生でも地元オペラ座では契約できなかったのです。
さて、このCDでの歌唱についてはコメント不要!素晴らしい歌唱には説明など不要です!楽曲紹介だけしておきます。
シューベルト(ズライカ、恋人のそばに、クレールヒェンの歌、憩いなき愛、エルラフ湖、流れのほとりにて、蝶々、デルフィーネの歌、「謀反人たち」のロマンツェ、岩の上の羊飼い)
メンデルスゾーン(最初のすみれ、ゆりかごのそばで、ズライカ、新しい恋、歌の翼に)
シュトラウス(ブレンターノの詩による6つの歌)
文句なしの★5つ!(^^)/