ぶれすおぶふぁいあ3
★★★★★
『ブレスシリーズ』初のPSソフトで、後にPSP版としてリメイクされるほどの名作です。
過去の『ブレス1』や『ブレス2』の世界とは異なるパラレルワールドが舞台で、前作からの内容的な繋がりは無いものの、『ブレス』としての持味はしっかりと受け継がれています。
ダウナ鉱山で採れる『ゴースト鉱』を掘り出すために仕掛けたダイナマイトにより、蘇ってしまった『ドラゴン』。
世界を滅ぼす災いとして恐れられてきたドラゴンが、どうして蘇ってしまったのか…?
少年の姿に身を変えたドラゴンは『リュウ』として、自分が生まれてきた理由、生まれ持った「竜族の力」が何のためにあるのかを確かめるために旅に出ます―――。
大筋の内容はこんな感じだったと思います(笑)
PSソフトだけあり、世界観が立体的になったため木や屋根によって隠れた場所を視点を変える事で見たり、フィールドマップ自体が戦闘フィールドになるなど、前作には無い要素が多々組み込まれています。
特に急激な進化を遂げたのは、やはり「釣り」ですっ!
様々な種類の魚達(例外あり)、多彩なルアー、地方の土地によって地形が異なる釣りポイント、釣った魚によって得られる豪華なアイテム等など、『ブレス3』は釣りがメインじゃないのか?と、勘違いしてしまうほど釣りが楽しいですっ!
冒険は取り敢えず後にして、釣りをしようかと横道に逸れた人は、『ブレス3』を最大に楽しんでいるはずです。
他にもスキルを教えてくれる「師匠」システムや「竜変身」に必要な「ジーン」の存在。
『ブレス2』の要素を活かした妖精の村を開発していく「共同体」など見所満載です。
逆に残念な点を述べると、やはり前作ほどのインパクトは薄れてしまった登場人物達(キャラデザの変貌)や魔法のエフェクトがイマイチ迫力がない事。
CMで使われていたアニメーションや「SOPHIA」が歌う主題歌「街」が入っていない事など不満もあります。
ヒロインである『ニーナ』が主力になれないのは前作もそうだったので仕方ないですが、キャラ絵とゲームグラフィックが違うというのだけは正直残念でなりません。
しかし、それでもやはり「釣り」が楽しい事に変わりはないので、問題点を差し引いても充分な名作だと思います。
「…それにしても、クラゲが大量に釣れるなぁ〜(苦笑)」
『ブレス3』は釣りがサイコーですよっ(^ε^)-☆Chu!!
ブレス3は安定感
★★★★☆
街で印象的だったSOPHIAが歌うテレビCMが神なブレス3。今回のブレスは安定感を追求し余計なややこしいシステムを一切排除してしまった今までのブレスとはまた違った形の作品。システムやストーリーから初心者にも安心して世界観を楽しめる。が、前作までのアクの強さやワイルドでスタイリッシュな感覚がかなり薄れ全体的にこじんまりした印象。グラフィックや音楽が暖かく何処か懐かしいふいんきに伝統の哀愁や切なさは大切に残してありますねこれはこれで魅力的ですが賛否が割れそうです。今回は男性より女性のが好きそうなキャラデザインですね。新しく敵の一部の技を習得したり各地の師匠に弟子入りして好きな能力強化が可能と同時に特別な技や魔法も教わります。これが大分クリアのコツとなってきます。共同体も邪魔にならない程度に楽しめます。釣りはミニゲームとなり魚は主に回復や交換材料となります息抜き以上にハマる。欠点は合体が竜変身の一部となった事とリュウとニーナのバランスの悪さ。リュウは回復魔法を豊富に習得するが竜変身が今回はターン毎に魔力消費形なので気安く変身したら回復手段がアイテム頼りになるガンガン攻めて竜なのにやや難しい変身そのものは宝石みたいな物を組み合わせ変身し能力強化や姿共に豊富で魅力的ただ組み合わせで必要魔力が高くなる。ニーナは2と同じく攻撃主体だが全体的に威力不足、しかも回復魔法が無いからボス戦では微妙。補助、攻撃、万能キャラのお姉さんに負けてしまった勿体無い感じのヒロイン。しかもこちらは重装備、素早さ以外ではやや扱い難いヒロインに↓ただ素早さ攻撃共に虎の兄貴のが上↓。ただ素早く魔力豊富なんで巧くスキルを習得させたら化けます。グッドエンドが楽に見れエンディング曲も傑作です苦労は報われます。携帯機の方ではいつでも釣り機能とオマケのイラストが有りますけど気にしないならこちらが安くてオススメかな。
良い意味で騙されたゲーム
★★★★★
CMを見て買った人からすれば良い意味で騙されたゲームだと言えます
何故なら CMの中の音楽はもちろんアニメシーンもかなりいい出来だったにも関わらず
ゲーム中には全く登場しないからです
しかしながら ゲームそのもののクオリティはかなり高く ブレスオブシリーズの中でも1.2を争う出来だといえるでしょう
ゲームを進めるごとに奥深さが分かる
★★★★☆
ラストのエンドロールで流れる「ピュアアゲイン」を聴くためにプレイした日々を思い出す。
10年前のPS1用のゲームなのでグラフィック面では劣るが、ストーリーは最高クラス。
物語は少年時代と青年時代が楽しめ、成長するリュウの姿を追うことができる。
戦闘面では画面が切り替わらないバトルが見事、ほとんどストレスを感じずにプレイできる。
おなじみの竜変身はジーンの組み合わせにより、能力も見た目も変化する。
ベヘモスで巨大化したり、最強竜カイザードラゴンに変身したりといろんな楽しみ方ができる。
戦闘システムに関してはほとんど文句なしだが、BF4で採用された連携が加わっていれば鬼に金棒だったが、残念。
海田明里氏、青木佳乃氏が作曲した音楽も定評があり、シリーズ中でも屈指の曲数を誇る。
もしこの作品のサウンドトラックCDの購入を検討したいという方はぜひ 「たのみこむ」 というサイトにアクセスしてみてほしい。
(または「Breath of Fire Original Soundtrack Special Box 」をヤフーなどで検索を)
少し値段は張るが、約10,000円でBOF1〜5の音楽(11枚組み)が楽しめるCD-BOXを購入することができる。
しかし、このBoxは2,000個限定の商品なので、もし売り切れの場合は申し訳ない。
最高のストーリー
★★★★★
古いゲームです。最近のゲームはおろか、発売当時の他のゲームと比較してもグラフィック面で遅れを取っていたような印象があり、今の人たちには古くさいゲームとしか思えないかもしれません。ムービーひとつありません。そのくせセーブ・ロード時間がけっこう長く、完成度という点では星3つくらいの評価かもしれません。
しかし、物語は極上です。ストーリーにおいて良質な小説や漫画、映画などと肩を並べるゲームがあるとすれば、この作品はその有力候補のひとつに挙げても良いと思います。竜族である主人公リュウの出生、境遇、運命、そして世界のあり方に関わる重大な決断とその結果。重厚なストーリーですが、難解というほどではなく、エンターテイメントとして楽しめると思います。音楽やミニゲーム、戦闘も良いです。
余談ですが、別のゲーム「アーマードコア3」も本作と似たようなテーマの物語ではないかと思います。本作とはジャンルから何から全く別物ですが、こちらも面白かったです。