一目瞭然!
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4種類の年表が見開きで一気に見れる!
1西洋音楽
2西洋の政治・文化
3日本・アジアの音楽
4日本・アジアの政治・文化
従来なら何冊もの本を机上に広げいったりきたりしなければならなかったのが、この一冊で解決!!!
まさにガクサイテキ!そしてthe・便利。
監修者、皆川達夫先生のまえがきより・・・「一般世界史の事項を重視してグローバルな見地から音楽の歴史の流れが見通せるように構成され、それぞれの時代の音楽の特徴を一目で把握できるように工夫がこらされている点で、この年表は独自のものがある。」
欄外のコラム、<図形楽譜>や<ミニマル・ミュージック>、<冷戦構造の崩壊と音楽>や<鎖国下の洋楽>も面白い!
2004年に初版発行なんだf^_^;もっと早く買えばよかった(@_@)
執筆者も皆川先生を始めとした、各分野でご活躍の音楽学者がせいぞろい!これは必読の著。
今までにない好企画
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詳説総合音楽史年表というお固い題目からして、本来は教育目的で制作されたものであろうが専門家のみならず、愛好家にも広くお勧めできるものである。
西洋と日本双方の音楽史と政治・文化の流れをスライディングさせ同時に歴史を見つめることで、今までは西洋中心の記述が主だった音楽史の流れを新たに体感し把握できるように工夫されている。
特に私は江戸時代約270年間に西洋音楽では、大きな発展、飛躍、展開があったことを学んだ。
年表下の記述も簡潔で解り易く把握しにくい日本の音楽史は特に参考になった。
音楽を専門に学ぶ学生は必読!!
グロ−バルでかつコンパクトな「音楽史年表」
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「音楽を世界の歴史からグローバルにとらえる」
こんな副題のついた音楽年表です。
従来から「音楽史年表」はいくつか刊行されていましたが、
それらのほとんどが、洋楽、いわゆる欧米の音楽に重点が置かれたものでした。
監修者の一人皆川達夫氏の言によれば、今回の年表は
「欧米系の音楽とアジア特にわが日本の音楽とが、バランスよく取り上げられている
点で独特の存在感」を持つものになっています。
時代区分が見開き2ペ−ジの左右にあり、
左ペ−ジには、西洋音楽と西洋の政治・文化、
右ペ−ジには、日本・アジアの音楽、日本・アジアの政治・文化
の項目欄が設けられています。
所々に挿入されている写真が、その時代へのイメ−ジをより広げてくれます。
歴史の中に刻まれた出来事が、今に繋がっていることをあらためて感じます。
私の書棚にある高校生用の副教材「世界史詳細」「総合日本史図表」の間に、
この「音楽史年表」をそっと置いてみました。
ちょうど同じサイズ。
ぴったりはまった感じです。