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ブルックナー:交響曲第9番

価格: ¥1,000
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
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重い、のろい、・・・・だがそれがいい!! ★★★★★
極上のうな重のような演奏です。「上品な脂っこさ」と表現するのがいいかもしれない。
特に第2楽章のうんざりするような遅さ、しつこさ、鈍重さが、くせになります。この演奏を聴いてしまうと、シューリヒトとかヨッフムのような1時間に収まる演奏ではあっさりしすぎてて物足りない!
ブル9のCDは10枚くらい持ってますが、これしか聴かないです。
殿堂入り ★★★★★
私にとってこの作品は自分の中の「殿堂入り」である。

ブルックナーは(未完であったが)この9番を愛する神に捧げることを意図/意志/祈って作曲したといわれている。
神に捧げられるということを心に描きつつ、このジュリーニ/ウィーンフィルの演奏を聴けば、そのブルックナーの意図/意志/祈りが、この演奏、とりわけ第一楽章で感じ取れるのではないだろうか。
私にとっての愛するブルックナーを、ジュリーニの解釈とウィーンフィルの演奏技術が、描き出す素晴らしい演奏である。
大伽藍構築の過程を官能的に描く ★★★★★
ジュリーニによるブルックナー演奏の精華と呼べる一枚。
9番はシカゴ響とも録音しており、これもまた名盤である。
今回のウィーン・フィルとの録音は、テンポで好みが分かれるかもしれない。
緩慢にも聴こえかねない推進力の粘りっこさは尋常ではない。
極上のオケを信頼すればこその構成。それを貫くジュリーニの美学の最高潮。
輝かしい弦楽器のアンサンブルによる、官能的な旋律のカンタービレに、
極上の満足感・重量感がある。ほどよく配分された緊張感は、
ときに艶やかな「うねり」を寸分の隙もなく構築する。ほんの少し集中力が欠けても、
生み出すことができない「絶頂」の演奏は、円熟期のジュリーニがたどり着いた境地を、
知ることができる、芸術家の記録であり、語り継がれるべきブル9演奏の、
完成形のひとつであろう。このようなタイプのは、甘美にすぎるかもしれない。
だが、それこそがブルックナー演奏の「鍵」ではないかと感じる。
この曲のベスト録音! ★★★★★
旧盤も良いけど、こちらはさらに荘厳にして崇高な響き!
遅いテンポながら、集中力の途切れない素晴らしい演奏だ。
30分近くかけた両端楽章に挟まれたスケルツォは他の追随を許さないレベル。
68分!この曲は巨大じゃなくてはならない!
まさにミステリオーソ!


緊張感は旧盤(シカゴ響)のほうが上 ★★★☆☆
約30年前に、EMIに録音したシカゴ響との同曲は、当時高校生だった私に鮮烈な印象を残してくれた。
ウィーンフィルとの8番、そしてこの9番、悪くは無いのだが緊張の糸が途切れる場所があり、
この曲については、録音こそ悪いものの旧盤が良い。