Newton スーパーノヴァ,ブラックホール
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この電子書籍は,科学雑誌『Newton』2010年1月号に掲載された特集記事の電子版です。同じ号に掲載された他の記事は含まれません。記述は掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像の削除等,紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版と同一のレイアウトで固定されており,テキスト検索や辞書機能,ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。
<本特集記事の内容>
いつまでもかわらずに輝く星々の間に,明るい星が突然あらわれ,しばらくすると消えていく─人々は,この奇妙な星に古くから注目してきた。そのような星は,今では星が死ぬときにおこす大爆発(スーパーノヴァ:超新星)であることが明らかになっている。
また,もう一つの奇妙な天体が実在することも,20世紀に明らかになった。自ら光を放つことがなく,まわりの光まで吸いこむ暗黒の天体,「ブラックホール」だ。天文学者たちは,この見えない天体を追いつめ,1970年代からいくつも見つけだしている。
そして,スーパーノヴァとブラックホールとの間に密接な関係があることが観測的にも明らかになりつつある。スーパーノヴァの一部は,ブラックホールが引きおこしていることが確実視されているのだ。詳細な観測写真とともに,スーパーノヴァとブラックホールの正体にせまっていこう。総ページ数:34ページ