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生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯

価格: ¥1,785
カテゴリ: 大型本
ブランド: 徳間書店
Amazon.co.jpで確認
これが児童書? ★☆☆☆☆
普段はほとんどレビューを書かないのですが、
他のレビューが評価の高いものばかりなので、
異議を唱えるために書いています。

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国際児童図書展ノンフィクション大賞を受賞したとのことだったので、
どんな絵本かと楽しみにしていたのですが、開いてがっかりしました。

まず、児童向けの絵本になっていないと思います。
これを見て、読んで、子どもが何かを感じ取れるのか疑問です。

絵も芸術性が高いといえば聞こえが良いけれど、
抽象的すぎて、子どもには特徴がつかみにくいと思います。

子どもに何かダーウィンものを、と思われている方には
福音館書店の「ダーウィンのミミズの研究」の方をおすすめします。

ミミズの研究の話であって、進化論やダーウィンの人生の話ではないですが、
こちらはダーウィンの凝り性な性格や自分で確かめてみなければ気が済まない性格が
ミミズ研究と絡めて上手く表現されていて、何よりも

「科学的に調べるとはどういうことか」

が子どもによく伝わるようになっていると感心しました。
夏休みの自由研究をやる前に読んでみるのもいいでしょうね。

小さいお子さんにはまず生き物に興味を持ってもらうのが一番でしょう。
興味の順番としては、 生き物→進化→ダーウィン という流れが自然だと思います。
仮説。仮説。仮説。そして事実。 ★★★★★
ダーウィンの生涯を、資料を緻密に読みこんだうえで、丁寧に掬いあげた力作だ。
ダーウィン自身の手になる記述を重んじたゆえに、読み応えのある血の通った
作品となっている。

19世紀。まだまだ人は家からも親の職業からも呪縛を受けていた。
学問は自由に選んでするものではなかった。
そういう時代を、好む学問に邁進したダーウィンの信念と孤独の思いが
伝わってくる。
英国軍艦ビーグル号の航海。ガラパゴス諸島での動植物の検分。
ずっとずっと自分の推論を、考え続けるその粘り強さ。
「種」が発生するとはどういうことかを、理論付けるに至るまでの、仮説と裏付けの徹底。
彼は、「神」に対立する「科学的思考」を、見事に生涯の仕事にした。

一人の科学者の足跡を雄雄しく描いたこの作品は、真実を知ろうとするダーウィンの姿勢
自体がひとの生き方や人生の価値といったものまで敷衍しているように思われるのだ。
圧巻! まるで、大作映画のような絵本 ★★★★★
手紙や書籍、航海日誌等、豊富な資料をもとにダーウィンの生涯が
みごとに絵本化されています。

ダーウィンといえば、真っ先に進化論が思い浮かびますが、
彼がその斬新な考えに至る過程や、世の中に公表することへの葛藤、
学者たちとの友情や反対派との論争などが手に取るように伝わってきました。

奴隷制度をはじめとする古い価値観が支配する時代に、
科学的事実が示すこととはいえ、〝人間は猿だった〟と認めること
がいかにたいへんなことだったか…

歴史や科学の入門書であるとともに、一人の生涯を通して
自らの生き方まで考えさせる作品です。

絵本を超えたダーウィンの伝記! ★★★★★
シスのコロンブス、ガリレオの絵本に続くダーウィン伝。前2作もすばらしいが、本作が最高かもしれない。
ダーウィンの生まれ、幼少期、ビーグル号の詳細、ガラパゴスの新種の動植物、航路、家族、著書、論戦…。よくも「絵本」にまとめたというほどきちんと描かれている。
じっくり読むと一時間以上かかるほど。
小学校高学年くらいからのお子さんにオススメ。もちろん昔、珍しい動物にときめいた大人たちにも是非。