ごめんなさい。そんなにピンとこなかった。
★★☆☆☆
いろんなところで皆さんがお薦めだったので、楽しみにしてたのですが・・・
えっ!これだけっ!てな感じで私はピンときませんでした。
なんか登場人物が型にはまり過ぎてる感じで、退屈におもえてしまった。
ごめんなさい!
青春の素晴らしさを感じさせる作品
★★★★☆
私がこの本を読んだのは高校卒業を控えていた頃です。
受験勉強の合間に読んでいました。
実際ありえないような話ですけど、青春の素晴らしさを感じることが出来ます。
私自身は部活ばっかやっていたのでこういった経験はないですけど、何か心に響くものがありました。
個人的に恩田陸さんの作品は読みにくい作品が多いのですが、この本は非常に読みやすかったです。
青春の物語であり、友情の物語であり、そして愛の物語
★★★★★
恩田陸、いいじゃないかっ。「Q&A」以来、ミステリ好きとして最後が腑に落ちず、嫌煙してきた恩田陸だが、今回はその特徴が活かされた作品だった。ふわふわ終わるのがぴったりの小説である。
夜を徹して80キロ歩き、走る「夜行際」。ある高校で行われている行事である。高校生という特別な時間のなかで、特別な行事がスタートする。それぞれが、特別な感情を持って。そのなかでも、融(とおる)と貴子(たかこ)は、特別な間柄。このふたりはどうなっちゃうのよ、というストーリー。
これは、青春の物語であり、友情の物語であり、そして愛の物語なのである。登場するキャラクターがみな魅力的。さわやか三組である。高校生らしく、幼さと、大人っぽさが同居しており、生真面目で不器用で、読んでいて気持ちがよい。会話、心情ともに気持ちがよい。恩田陸だから、最後の最後になんかしでかすんではないか、とひやひやしていたが、前述どおりふわふわ。全編にわたってふわふわした、気持ちのよいさわやかさんな小説である。
ちなみにこの作品は、第2回 2005年本屋大賞受賞作品。本屋さんもなかなかやるなっ!
すっきり!
★★★★☆
一日かけて、80キロを全校生徒で歩く。ただひたすら歩く、歩行祭。
その一晩で友情や恋愛や憎しみ、嫉妬、部活、勉強などのことなどが
様々な人物の視点で描かれる。
もっとも重点が置かれている「憎しみ」が最後にどうなるんだろうと
ワクワクしながら一気に読んだ。
そして、読み終えたあと非常に爽快でスッキリした。
こういう青春を学生時代にしたかったなあ、せめて学生時代にこの本に出会いたかったよ
なんでもないことが
★★★★★
なんでもないことの中に、何かがあるんだろうなと感じさせる作品
ただ歩くだけ。という作業の向こう側に見えてくるものがあります
一緒にその道を歩きながら色んなものを見つけられる作品です。