読者アンケートを久々に出しました...
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ちょっとした列車(車両)の説明もありますが,大まかな内容としては,いわゆる“お仕事紹介本”の域を出ない印象を持ちます.ただ,九州の特急列車が身近な存在だからでしょうか...彼女達の仕事ぶりを見る機会は意外と多く,(個人的に)これを読んだ後は彼女達がより近しい存在のような錯覚に陥りました.
もっとも,九州の観光地に住んでいる私自身も,地元ならではの観光案内をしています.きっかけがあれば,私が持っているネタを分けてあげたいですね...
彼女(筆者)だったら,私の何倍も楽しい内容にしてお客様に案内してくれそうですから.
のんびり旅がしたい・・・・
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決められた事をただこなしていくってだけなら誰でも出来ること。そこから先は自分自身で考え、仲間と考え、たった一度の旅行でも列車に乗ったお客様が楽しかったと思い出になるようなサービスをするって、本当に大変で難しいことなんだなって思いました。客室乗務員の見えない部分の苦労や努力を感じることができました。
僕はつばめにもゆふいんの森にも乗ったことはないのですが、博多駅をよく利用し、駅構内でつばめレディの方はよくお見かけしていました。知り合いにつばめレディがいるのですが、華やかな仕事に見えても、やはり見えないところではかなり大変みたいですね。でも、そんな感じは全然見せずいつも笑顔で(でもつくった笑顔ではなくさわやかな感じで)とても感じが良い方ばかりです。
近いうちにゆふ森に乗って、のんびり九州の旅をしながら、ゆっくりお話をしたいなって思いました。
JR客室乗務員というお仕事
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この「九州レール・レディ」は、メディアファクトリーさんから発売されている女性のお仕事シリーズの中の1冊で、JR九州、客室乗務員の奥村美幸さんが、試験に合格して客室乗務員になるまで、またJR九州の列車紹介や日々の客室乗務員の仕事について、素敵な写真をおりまぜながら様々なエピソードでまとめられています。
みなさんは、”ゆふいんの森1世”と”ゆふいんの森2世”という特急が、途中駅でのすれ違いの時、それぞれの特急に乗り合わせた乗客が、お互いに車窓から手を振りながらエールを交換する瞬間があることをご存知ですか?
また新婚旅行のご夫婦には、車内アナウンスで列車中を巻き込んで祝福してくれる、素敵なレディが居ることをご存知ですか?
私は九州は詳しくないのですが、この本を読んでいるとJR九州の列車から見える渓谷や自然の風景などたくさんの光景が想像できます。その影には、彼女たち九州レールレディのたゆまぬ努力があるのではないでしょうか。
九州に旅したくなる、そんな一冊です。九州レール・レディ