自分用
★★★★★
進められて購入した本ですが、中々、面白い著書です。物事をプラスに考えれそうです。
遺伝子が伝えることとは何か考えよう
★★★★★
村上先生は何を読者に伝えようとしているのだろうか。人が同じことを繰り返して言うとき
それは強調を意味する。先生は何冊に渡って同じことをくりかえしているだろうか。
先生はそれはどんなに驚いても驚きたりないくらいすごいことだとわれわれに伝えているのである。それは一体どんなことなのか。そこを読み取らなければすばらしい感動を味わうことは
できない。その意味で私は若いひとには難解な本であろうと察する。それは文章を理解するだけではなく、自分の人生に起きた様々な出来事に照らしたうえで、そうだったのかと思わず気づくようなものではないかと思うからである。また人の判断というものが実は逆説的ではないかという重要な問いかけがなされていると感じたがどうだろう。ぜひ一読されたい。
つまるところは。
★★★★☆
筑波大学で名誉教授をされている村上さんの本です。
科学の分野のご専門の方(ゲノムとか遺伝子の研究を
されている方です)というのが、この系統の本にしては
珍しい。
正直、仰っている内容は最近よく目にする
自己啓発系、スピリチュアル系と大差ありません。
いつも笑顔で、ポジティブなことを考え、
目標を持ち、薬を飲む時にも「体に悪い」などと考えない、
などなど。
ともすれば「平凡」と思いがちですが、
新しい切り口(科学)からアプローチされているので、
ちゃんと読了することが出来ました。
ポジティブに考えること、プラス思考であること、
笑顔でいること、日々ワクワクすること。
この辺りは大変大事なことみたいです。
どなたも口をそろえて仰っていますから。
それと、遺伝子は凡人も天才も99.99%までが同じ、という
文章を読み、大変救いがある、というか、
そういう印象を受けました。
そして幸せを感じる遺伝子をONにしたり、
癌細胞ががんばる遺伝子をOFFにしたり、ということが
自由に出来ればなぁ、出来るとも!という内容です
(ちょっとハショリ過ぎかも知れませんが)
暗い気分だったり、自己否定になっている方、
ぜひ一読をオススメします。
なんだか明るい気分になること、請け合いです。
良書の中の良書
★★★★★
私はいわゆる自己啓発本なるものにはアレルギーをもっていて今迄手にとったことがありませんでした。
しかし、本書は安易な自己啓発本などではなく遺伝子の研究が第一にあり、その中から村上氏が発見した内容を書かれている。
特に、本書の中にある「天才も凡人も使っている遺伝子は数%の誤差しかない」と説く言葉には説得力がある。
この本を買って随分経つが何度でも繰り返して読みたい本。
これは古本屋に持って行ってはいけない。
どうしても、眉つばに見えますが・・・
★★★☆☆
なんでもかんでも遺伝子(及び遺伝子が作る酵素やホルモン、あるいは遺伝子に影響する環境)に結びつけるなと言いたいし、なんか信仰的だなと思っていたが、最後まで読んで分かったが、筆者は、科学と宗教の共生を願っている人だったのだ。
でも、
・天才と凡人の遺伝子の利用率の差はわずか
・みんな70兆倍の競争率を勝ち抜いてきた
・みんな38億円前から一度も遺伝子情報が途切れていない
と科学的なことを言われると、少し説得力があるかな。
それはさておき、
「感動、喜び、イキイキワクワクする」
「他に利する生き方をしていると、ネガティブ・ストレスから無縁でいられる」
「なるべく体に耳を澄ますようにして暮らす」
「〜のにィ派だったのが、すべて自分の中にある派に変わる」
という生き方には、賛成です。