んーっ凄い潔癖症的にミスが無い… 何てスムーズな音なんでしょう
★★★★☆
いやぁ普通の人がガソリン車だとしたら、この人はプリウスだね、恐ろしく精度の高いバイオリン自動演奏装置ってか「バイオリンサイボーグ」(笑)どこまで練習したらこうなるか想像を絶する、だけども嫌いじゃないな、だって気持ち悪い音がひとつも無い… 故に表現が冷たいと評価される訳なんだね、割りとメランコリックな感情や、やるせない憂いを上手く表現出来ていると思ったけどな。
ただ、ピアノが全然ダメです、自動演奏装置のほうがマシ、こういう曲ばっかりやるんならアファナシエフなんかが合いそう、夜中に聴けない暗いアルバムになりそうですが。
おちつきのある、アルバム。技巧曲集でしょうか。
★★★★★
作曲家は地味。短調な曲中心。叙情的なアルバム。
その分、技量のすごさが聴き取りやすい。
同じ音を続けて弾き続ける曲があったり、音階をしっかり聴かせる曲があったり。
技巧に思わず、うなっちゃいます。
初期のアルバムですが、凄い。
クール、である。
★★★★☆
ああ、なんかクールである。
チャイコフスキーやラフマニノフはもうちょっと
悶えて欲しいなどとふしだらなことを考えてしまうが
凛とした響きがロシアもの、東欧ものの
持ち味のひとつであるからして、至極の一枚である。