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こすずめのぼうけん (こどものとも傑作集)

価格: ¥840
カテゴリ: 単行本
ブランド: 福音館書店
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永遠に残したい本 ★★★★★
私が小さな頃に大好きだった話。
こすずめがひとりで飛べるくらいに成長して、お母さんに「そこの石垣まで飛んでごらん」と言われる。
そこまで飛んだら、今日のレッスンはおしまいと。

ところが調子にのったこすずめは、背中に羽が生えた気分になって(実際に生えているケド)遠くまで行って、迷子になってしまう。

最後、こすずめをずっと探していたお母さんに会えてホッとして、お母さんの羽の下で眠るという話。

石井桃子さんの、これも又美しい日本語。
小さな頃にきちんとした日本語を知ることはとても大切なことだと思う。
石井桃子さんは、美しい日本語伝承に一役買っている。
絵の中の鳥たちの描写がリアルだ。
カラスの巣なんか小さな頃恐かった。
こすずめはなんともいえずに愛らしく描かれている。
親の心子知らず ★★★★★
親に無断で飛び立ったこずずめは、鳥を見つけても仲間でないので休ませてもらえません。やっと見つけた仲間が母親と気付かないこずずめに思わず笑ってしまいました。そして何事もなかったかのように、親すずめの背中にちょこんと乗ります。その可愛らしいこと。

一日中こずずめを探し回っていた親すずめは、まるで自分の姿のようです。親は一生子どもに片思いをして生きていくのかも知れません。「親の心子知らず」とはよく言ったものです。

無鉄砲なこずずめは怒られることもなく、母すずめの愛情に包まれます。その姿を見て子どもの幼い日を思い、愛おしくてたまらない気持ちになりました。あの日、子どもは私の横に擦り寄るように甘えて
きました。親子で読むための本だと今振り返ってつくづく思いました。
ただの絵本ではない ★★★★★
 内容については他のレビュアーの方が書いているので付け加えることはない。
特筆すべきは絵の美しさ。 登場するカラスやカモや鳩といった脇役だけでなく
背景までもがリアルで美しい。
子供向けの絵本であるが大人の鑑賞に十二分に耐えるレベル。
30年前に親が購入したものだが未だに本棚に置いてある。子供のおやすみ前の本としてはもちろん、
+アルファの価値がある絵本だ。
there and back storyー行って帰るお話 ★★★★☆
こどものとも傑作集の中でも、必ずベスト10に入る本がコレ。
リアリズムでいてやわらかい感じの画風。良く見ると堀内誠一さんの絵だったんですね。
ただ残念ながら、家の子どもが幼稚園の頃は気に入ってもらえませんでした。
ちっちゃな’こすずめ’ちゃんが、迷子になったこと自体が泣けてきてしまうようです。
子どもにとっては、本当にささいなことが’ぼうけん’なのですね。

お休み前に読んであげてください ★★★★★
飛び方を覚えたばかりのこすずめは、母親との約束を破って、どんどん遠くへ飛んでいってしまいます。
行く先々で出会ういろんな鳥たちは、誰もいじわるというわけではありませんが、こすずめを助けてはくれません。

疲れ果て、最後の最後に、出会った鳥は・・・小雀をさがしにきたお母さん。本の最後は、お母さんと一緒に眠る場面で終わります。

温かい絵柄と、ストーリー。
お休み前に読んであげるのにふさわしい絵本です。