THE BEATLES Live At The BBC (1994 UK 69-track 2-CD album set of the BBC sessions features many classic Beatles hits picture sleeve with 48-page picture booklet with extensive liner notes! CDPCSP726)
ビートルズ原点のロック・・今、聴いても新鮮!
★★★★★
このラジオスタジオ収録は荒々しく聴こえる演奏だが、彼らの原点(ロック)や若々しい強固なサウンドが心地いいのである。ビートルズは偉大なアーティストではあるけれど、段階を踏んで腕を磨いてきたことも知っておくべきだろう。録音テクニックで濁す今の時代サウンドより、彼らの生の演奏に触れたことの方が価値が高いと思うのだ。本編は2枚のCDで69曲も収録されているし、会話も興味深い(英語が不鮮明な私でもちょっとは理解できる。)、しかも「ヘルプ」のCDに及ぶ広範囲な演奏までも聴かしてくれる。
時代によって、好みは変わるけど「ハニー・ドント」はリンゴの歌より、はじけ度合いがいいジョンの方が好きだ。「ア・ハード・デイズ・ナイト」は映画で流れた曲調より本CDで聴かせてくれる方がホップ、ステップ、ウォ−キングに最適なので好きだね。ディスク1の7・9・12のリズムも合っているよ。それから6・17はモータウンサウンドのメインとバックの小気味いいカラミの歌と可愛らしいリズムがグッとなので好きなのだ。また時代が過ぎて聴けば新しい発見があるかもしれないね。
今やリマスター効果で化粧直したビートルズサウンドは綺麗と評価は高いけど、このCDに関してはこの状態で聴かせてくれた方が今も新鮮だね。
ビートルマニアなら買うべしっ!
★★★★☆
BBCに録音されていたライブ音源を集めた作品。初期〜前期の作品など多くの曲が収録されている。確かラジオで生演奏していたはずだけど、うまいなぁ。
ビートルズ、下手な演奏
★★★★★
生ライブであって、音をはずしたり、歌詞を間違えたりはご愛嬌。でも、それも若いパワーにあふれていたころのビートルズならでは。マスター盤を聞いてばかりではビートルズファンとはいえません
よ。
ビートルズの原点です!
★★★★★
このアルバムに収録されているのは、タイトルの通りBBCの音源です。彼等はマネージャーのブライアンエプスタインの意向もあり、ファンの嗜好を探るべく積極的にラジオ出演して主にカバー曲を演奏したのです。その中にはもちろんデビューする前から演奏し続けていた曲も多数存在します。
このような曲を集めたのが本アルバムなのです。これは20世紀を代表する偉大なアーティストであるビートルズの原点を記録したアルバムと言え、ファンなら必聴の作品だと思います。
ぜひすすめたい一枚ですよ、これは。
★★★★★
このアルバム、所謂レノンマッカートニー的なビートルズサウンドは
無いのですが、当時の私はこの情緒溢れるいいラジオの音の汚さと、
異国情緒溢れる雰囲気を学校から帰ってきてはよく味わっていたものです。
人間味といいますか、日本でいうと昭和的というか植木等や美空ひばりや
坂本九やらがレコードから聞こえてくる感じといいますか、音楽のメロディー
だけが聞こえてくるのでなく、時代の雰囲気や四人の人柄、やっつけ仕事でない、
金儲けのための演奏でもない、一言でいえばインマイライフ的なるものを秘めてます。
曲は間違いなく四人の音楽的源泉であったし、彼らにとっては聖書ものの古典でしょう。
そしてもし今四人がそろってセッションをしたら、これらの曲ばかりを演奏する
ことでしょう。そんな内容のアルバム、ビートルズを知る人は時間をかけてじっくりと
ゆっくりと聴いてください。