インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

夢の果て―安房直子十七の物語

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 瑞雲舎
Amazon.co.jpで確認
サンリオ版 ★★★★★
この作品を大変気に入っていて、以前サンリオ版を3冊持っていたのですが、故あって無くし、それからずっと探しているのですが見つかりません。どこかにないでしょうか。
最高のコンビネーション ★★★★★
安房直子さんの物語は、少しもの悲しくとても不思議です。
まるで夢を見ているように、ファンタジーな世界が次々と繰り広げられています。
その中で人間の寂しさ、悲しさなどが、ひっそりと語られています。
個人的には、情景などの言葉の表現が本当に美しくて、とても大好きです。

味戸ケイコさんの絵は、暗闇と光の幻想的な作品です。
心が透明になるような風景の描写がすばらしいと思います。

安房直子さんと味戸ケイコさんのコンビネーションは、最高の本になっています。
優しく美しい夢の世界に浸ってみたい時に読みたい本です。
物語と絵の共鳴感がいいですね。透きとおった二重奏の響きを感じます ★★★★☆
 どちらも13歳の中学生の時、同じ函館の街で風に吹かれていた少女ふたり。偶然とはいえ、安房直子(物語の書き手)と味戸ケイコ(物語の描き手)の縁の不思議を、本書あとがき(味戸ケイコ・文)を読んで知りました。
 【詩とメルヘン】誌上に、1974年(昭和49年)〜1987年(昭和62年)にかけて掲載された短い物語。「ほたる」「夢の果て」「声の森」「秋の風鈴」「カーネーションの声」「ひぐれのひまわり」「青い貝」「天窓のある家」「奥さまの耳飾り」「誰にも見えないベランダ」「木の葉の魚」「花の家」「ある雪の夜のはなし」「小鳥とばら」「ふしぎな文房具屋」「月の光」「星のおはじき」の、ひいふうみいよお、全部で17の物語。安房さんのひとつの物語につき、味戸さんのカラーの絵が2〜4枚、描いてあります。
 ファンタジーの原石を思わせる物語と、美しい夕暮れのような絵が響き合って、きれいで透明なハーモニーを奏でている。そんな本のたたずまいが、素敵ですねぇ。
 なかでもいいな、きれいだなと気に入った物語は、「秋の風鈴」「奥さまの耳飾り」「誰にも見えないベランダ」「ある雪の夜のはなし」「ふしぎな文房具屋」の五つ。指で切り取ったひし形のフレームの中を覗いてみたら、そこに子供の頃のなつかしい風景が広がっていた、みたいな・・・。胸がほうっと、あたたかくなりました。
私が大好きな本です ★★★★★
人の愚かさ、哀しさ、素晴らしさ、切なさ。
それらがふしぎな幻想に織り込まれていて、静かに胸に迫ってきます。
繊細で微妙な色彩と光と影とが混じり合って
作家と画家がこれほどひとつに溶け合っている本を、今までに見たことがありません。

究極の美しさ、見事なコラボレーションです。
この本に出合えてよかったです。
日常をひと時、忘れて「夢の果て」の世界へ滑り込めば
荒れて貧しくなっていた心も静かに癒されていくのを感じます。
装丁、造本も贅沢で丁寧で美しくいつまでも傍においておきたい一冊です
美しく優しい心になります。 ★★★★★
むかし、むかし、味戸ケイコという絵描きさんの描いた少女に,魅せられました。寂しそうで、はかなげな少女。また、あの少女に「夢の果て」で、出会うことができました。安房さんの世界も懐かしいです。
この本を開くと、もうとっくに失くしてしまった優しく暖かな気持ちに戻ることができます。