出会う喜びと、友達とすごす時間のかけがえなさと
★★★★☆
日本でもCMですっかり有名になったダーハンの代表作。
夜空から落ちてしまう「おつきさま」。水に沈んでも、魚を吹いてちゃんとあがってきて、「ぼく」のおうちで楽しく遊んで……。お月さまがベッドで寝ている図は、寝たくないとぐずる子には、最高の安心おくすりになりそう。そして、昼になるとおひさまとまで友だちになる……。大きな大きなスケールで、子どもの夢をシンプルに描いた傑作だと思います。
絵本の中の絵本。
★★★★★
私が、この絵本に出会ったのは、かれこれ15年以上前のことですが、少し前に、コマーシャルで使われたこともあり、心にポッと、灯りがまた灯った感じがして、暖かい気持ちになれました。
そもそも、絵本って言うのは、文字がなくてもストーリーが楽しめるものが本物なんだよな・・・と感じた一冊でもあります。そのストーリーの捉え方は、読者の感性に委ねられたところもあり、一種のポエムのようです。そして、息苦しさがないのが絵本の魅力でもあります。
アンドレ ダーハンさんの絵本はたくさん買い漁りましたが、この作品がやっぱり一番好き。おつきさまの表情が様々で、紺碧の宙から切り離れた瞬間の、青ざめた顔は、最高に笑え?ます。登場人物の台詞を考えて楽しむのもいいですよ。
ぜひ!原本で!!^v^/。たのしいから!!!
★★★★★
Andre Dahan〈アンドレー・ダーハン)さんとのはじめてのであいは、1998年でした。たまたま立ち寄った『安曇野絵本館』に、ダーハンさんの作品がおいてあったのです。絵を描くことが大嫌いになってしまうてた自分(私が小学校の頃は、きれいな色で線で描くことがいいことだと、そう教えられる風潮がありました。今では、そうではないですが^^;)、そんなのなんか飛び越えて、『であえた〜!!』と、ほんまにうれしかった作品です、きたやまようこさんの訳もやわらかくて素敵ですが、この「My Friend The Moon」だけは、原本で1冊ぜひ手にも入れてみてください。英訳とフランス語訳の2種類が出ています。もともとは、文(ことば)はない作品でした。ダーハンさんが後になってつけてくれたのです。残念ながら、ほんまの原本(ことばなしの)は、廃盤になってて手に入りません。外国にゆけばもしかしたらどこかに1冊あるかもしれませんが。でも、英訳のは、まだ日本でも手に入るところがあるかもしれません。英語なんて苦手なんやよなーなんて、そんなこと関係なし!! だって、もともと、文なんてそこに書かれてなかったのですから。ダーハンさんの作品は、絵自体があたたか語りかけてくれんですもん。お母さんなりの、お父さんなりの、子どもさんなりの、ことばで、「〜やんなー」「これこれ」と、開いて味わってみてくいださい、だから、原本!!を。ぜひ!!この最初の作品が1番Dahanさんのあったかさが」にじみ出ている気がします。
もし、お気にめしたら、クリスマスのうさぎぼうや(日本語に訳されてます)も1度手にしてみてください。絵がとにかくあったかです。黄金色のカーテンの中をくぐりぬけるうさぎとサンタ。このページ、最高です!!このページだけでもあじわってみてくださいね。
長くなっちゃって、ごめんなさい。
「月」と「日」とで「明」るい気持ちになれる
★★★★★
文字はいっさいない。読むものが物語を
感じていく絵本。ただなんとも温かい絵で
まずそれだけでも一見の価値はある。そして
その発想の豊かさ。「月」とお友達になれたら
どんなにこころ弾むだろう、そんなこと
考えたこともなかった…オトナの固い頭を
ほぐすのにもちょうどいい一冊。
しあわせな気分になれます
★★★★★
表紙の絵が印象的で購入した本。ちょうどお月様にはまっているのもあり息子の喜びようはそれはそれはものすごいものでした。もちろん、内容も最高!まさに☆5つです!月のなんとも愛くるしい表情はもちろん、息子は幼いので、長い文章だと途中でページをめくってしまうのですが、この本は文章が短いのでちょうどいいスピードで本を読むことができます。他のシリーズも買い揃えてしまいました。ぜひ皆さんの本棚にも一冊どうぞ!しあわせな気分になれますよ!