読んだ後お月様を食べてみたくなってしまう
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ある日、かめさんがお月さまってどんな味なのかなぁ?と思います。
高いお山に登って確かめてみよう! と、かめさんは山に登りお月さまを食べようとしますが、かめがお月さまを食べようとすると、お月さまは食べさせるものかと少し上へ動いてしまいます。
かめはぞうを呼んできて、かめの上にぞう(!)が乗り、ぞうの上に…と言う具合で様々な動物が集まってきます。 どんどん、動物のはしごは高くなって、お月様もどんどん高く上がって…お月さまがもう動物さんは届かないだろう、と油断したその時 !!!
さぁ、最後はどうなったのでしょう?
この本は絵もちょっと変わっていて、紙をくしゃくしゃにした後、伸ばし、そこにお月さまや動物達が描かれています。
紙の凸凹した風合いが、お月さまの凸凹した風合を、より良く表現しています。
また、お月様が出ている夜なので、暗い夜空と対照的に、お月さまや動物達がよりいっそう色鮮やかなのが印象的。
文字もそこまで多くないので、お月さまはなんで空高く上がっていくのだろう?と疑問を持ち始める位の、小さい子から楽しめる本だと思います。
すべてがステキ
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ある場所の待合室で、この絵本を見つけ、
月が大好きな3歳のうちの息子が好きそうだと思い、購入しました。
買ってみて、
まず、絵が綺麗。そして、月といろんな動物が出てくるところなど、
小さい子はとても喜ぶと思います。
そしてこの「お月さまってどんなあじ?」という題にも惹かれました。
私的には、黄色くてまるくて、でこぼこしていて、チーズみたいな感じかしら・・
と想像してしまいましたが、なるほど、そういうオチか・・と
感動しました。
読みやすいし、とてもお勧めです。
五感が働く
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表紙のお月さまは触ってみたくなります。
そして、題名の通り味わってみたくなるお月さまです。
お月さまに近づこうと『おおきなかぶ』よろしく動物達大集合。
でも、最初にカメの上にゾウが乗るところで、もうハラハラ。
「お月さまを味わう」という点でうちの子たちもすぐにこの本を手に取りました。
もちろん、各々味わいましたとも。
私はお月さまをかじってしまった音に感動し、
子どもはラストのオチに感嘆していました。
色使いが見事で、触覚、聴覚、嗅覚、味覚も揺り動かされます。
グレイニエツさんが6年ほど前来日された時の記事で
そのお人柄に感銘をうけていたのですが、
今回初めてその作品に出会い、あらためてその素晴しさに
感動しました。
もっと早くチェックしておくべきでした・・・。
おなかの中で聞いていた本
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はじめ、2歳の長男が図書館で借りてきて、毎晩毎晩よみました。返す日に、泣くので、いけないこととはしりながら、何回も借りなおし。6回目の借りなおしのときに、買おう!と決心して買いました。それからも、半年間毎晩読み続けました。6年経った今でも、わたしはほとんど空でいえるほどおぼえてしまいました。そして、その半年のあいだ、おなかにいたのが長女(現在5歳)。彼女が1歳のときに、アカチャン絵本のほかに、絶対といっていいほど
手にとったのが、この本でした。「おなかのなかにいるときから、だいすきだったんだもんね~」と、いまでも、長女が、この本をもってきます。わたしたちにとって、いちばん大切な本のひとつです。
お月さまの気持ちは?
★★★★☆
夜の空のまーるくて大きいお月さまを、かめと仲間の動物たちが高い山に登って、食べようとするおはなし。最後は、ついに、、、?
文章も、リズムがあってわかりやすく2才ぐらいの子供でも喜んでくれます。そして、なんと言っても絵がステキ。切り絵で表現された絵は、見てるだけでお月さまの気持ちまでわかるようで、うれしくなっちゃいます。