意味不明のおもしろさ。
★★★★☆
あたまがゴムでできている男の子、ゴムあたまポンたろうのお話。
あたまがバットのようになっている大男にあたったり、
バラの花のとげにあたったり、
おばけにあたったり。
あたっては飛んで、また、あたっては飛んで。
ユーモアたっぷりの、というか、ユーモアしかない、って感じでポンたろうは飛んでいきます。
こういう意味のない、設定が飛び抜けている面白い絵本が大好きです。
意味がないので、紹介する、っていっても、どう伝えたらいいのか、なかなか難しいのですが、面白いんです。
派手な色で描かれた美しい世界がおもしろさを増幅させてくれてますし。
あんまり細かいことは言わず、、、。
是非、手にとってみて下さい。
ゆかいな冒険が楽しめます
★★★★★
本書は、第43回青少年読書感想文全国コンクール課題図書であり、第4回日本絵本賞を受賞しています。
これだけ書くと、どんなに素晴らしい結末が待っているのかと思いきや、ゴムでできた男の子が、ゴムの頭をぶつけながら様々な場所に行くというだけの物語なのです。しかしこの物語の面白さは結末にあるのではなく、ゴムあたまポンたろうが、長新太さんのカラフルで特色ある絵の中で、自由自在に飛んでいくところにあります。そして飛んできたポンたろうを、おおおとこ、バラのとげ、ハリネズミなどが、それぞれの方法でふっとばします。
ポンたろうの旅の終わりは安やかです。ハッピーエンドとは一味違うお話を楽しんで欲しいと思います。また色と色のぶつかりあいを楽しめる絵柄が、大変魅力的です。
シュールかつ、あはは系
★★★★★
子供はあはは・・・と大笑いし、大人はなんだかちょっとシュールな哀愁を感じてしまう作品です。ですから、子供から大人までおすすめです。
これはうけます
★★★★★
妹の入学祝に何かいいものはないかと考えた末、この本をプレゼントしました。
私がまだ小さい頃この本を母に読んでもらい、それ以来頭から離れなくて。
結果、買って正解だったと大変満足しています。
妹はもちろん大ウケ、ためしに見せてみた小6の弟も大爆笑。
昔読み聞かせてくれた母も、「いいものをプレゼントしてくれた!」と大喜びです。
子供にも受け、大人にも受ける本といったら、私はこれしかないです。(笑)
ゴムあたまポンたろう
★★★★☆
子どもうけまちがいなし! なにしろ本のタイトルどうり彼の頭は、ゴムあたまで、なにかにぶつかるたびに知らないところに飛んでいきます。子どもたちには、ポンたろうが飛んでいく姿がうけてます。