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わたしの足は車いす (あかね・新えほんシリーズ)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 大型本
ブランド: あかね書房
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わたしに聞いて! ★★★★★
最近の娘のお気に入り。
この5日間で10回以上読まされている。娘は自ら同じ回数は読んでいる。
気づかい訊ねることをしない、大人に対してアンナは思う。
あしのこと、話したいのに。
あしのこと、聞いてほしいのに。
娘が見つけたステキな一冊。
車いすに乗った女の子アンナの初めてのおつかい〜アンナのような子ども達にとって、居心地の良い社会を築きあげてゆくのは、わたし達一人一人の理解ではないでしょうか。 ★★★★☆
 両足が不自由な女の子アンナが主人公の絵本です。
 アンナは、両足が不自由ですが、一人で起きて、一人で着替えをします。両足が思うように動かないので、ゆっくり着替えます。大変だけど、いろんなことを一人でやります。忙しいお母さんのお手伝いもします。

 学校が休みの日の朝、「スーパーで、リンゴとミルクを買ってきてもらいたいのよ。」とアンナはお母さんから、おつかいを頼まれました。アンナにとって、初めてのおつかいです。
 アンナは、家の中でも、外でも、車いすに乗っています。町に出ると、車いすに乗ったアンナをじろじろ見る人がたくさんいます。町の人たちの視線が気になるアンナです。
 お母さんと一緒に歩いている小さな女の子や「でぶっちょ」とからかわれている男の子ジギー、公園のベンチで休んでいるおじいさんとおばあさん、スーパーの店員さん、そして、おまわりさん…アンナが町で出会った人々を通して、アンナのような子ども達にとって不要な親切、気になる視線、本当に必要な手助け、設置して欲しいスロープや段差のない歩道などが、具体的に語られています。素敵なイラストで描かれています。

 アンナは、何度も自分が「ふつう」だと主張しますが、でぶっちょのジギーは、「ぼくだち、ちょっとだけふつうとはちがうんだよ。だけど、ちがっていてもいいのさ。ちがってるのって、ほんとうは、とくべつなことなんだから。」と言います。この絵本を読んだ皆さんは、アンナやジギーをどのように感じるでしょうか。
 
 アンナの初めてのおつかいは、はじめはどきどきでしたが、すっかり元気になって、家に帰りました。最後のページのアンナの表情を見ると、皆さん、ほっとするでしょう。しかし、現実の世界では、アンナのように足が不自由な子ども達は、もっとたくさんの試練に出会いながら、生きています。アンナのような子ども達にとって、居心地の良い社会を築きあげてゆくのは、わたし達一人一人の理解ではないでしょうか。一人でも多くの人に読んで欲しい絵本です。

特別扱いしないで! ★★★★★
バリアフリーについて考えさせられる絵本ですが、
車いすの少女の気持ちがストレートに描かれていて、
私達の関わり方のヒントを与えてくれます。
車いすのアンナにお使いを頼んだお母さんも立派ですよね。
できることはみんなと同じようにしたい、特別扱いしないで!
というアンナの叫びは大切にしたいです。

息子達の学校生活を見ても、
意外と子ども同士の中では車いすであろうが
みんな一緒の扱いです。
アンナにお友達ができたように、
子どもの世界は想像以上に純粋かもしれません。

車椅子でのはじめてのおつかい ★★★★★
アンナは足がまひして動かないために車椅子にのっています。アンナはひとりで初めてのお使いに出かけます。町に出るとみんなの視線、横断歩道の段差,何気ない一言に傷ついたり気になってしまいます。けれども「普通とはちょっと違ってるかもしれないけど、いいんだよ。」と、いうジギ―に出会い自分から手伝ってもらえるように頼んだり,自分から話しかけることができたアンナ。著者も幼児の頃に両足が麻痺して以来車椅子だそうです。そのため車椅子で町に出ると一度は気になることではないかナ、と思う事柄をさらりと書いており、そこから成長するアンナとうけとめる人々がさわやかです。
いろんな人に読んでもらいたいです ★★★★★
 生まれたときから、両足がマヒしていて車いすに乗ってるアンナが、はじめてひとりでお使いに行くお話です。私は、普通の女の子なのに・・普通の子に見られたいアンナに、街で出会ったジギ-は、違っててもいい。違ってるのって、特別なことなんだから・・と話します。
 アンナの目線で見る、街や人。親切でやったつもりが、アンナにとっては、つらいものだったり、何気ない言葉に傷ついたり・・。私自身も、障害のある方に、そんな接し方をしてしまったかもしれないなと、はっとさせられました。
 また、アンナがジギ-に励まされ、手伝って欲しいことを周りの人に頼んだり、きちんと自分の気持ちを話せるようになる場面は、自然にアンナを応援したくなります。
 いろんな人に読んでもらいたいです。