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世界最低最悪の旅 (幻冬舎文庫)

価格: ¥520
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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百聞は一見にしかず集 ★★★★☆
日本人のBP(バックパッカー)たちの世界各地での旅の失敗談臭。いや、失敗談集。
まさに「百聞は一見にしかず」、お見事である。

おもしろい話が目白押しだが、特に南アのヨハネスブルクの話しが印象に残った。

"ヤン・スマッツ国際空港では、日本大使館員が日本人一人一人に名刺を配りながら、「ヨハネスブルクには絶対に行かないでください!危険です。100%襲われます。お願いします、このまま真っすぐプレトリアに向かってください」と言っています。・・・・"
その後、言うことを聞かなかった旅人は、あんのじょう頸動脈を締められて気絶後、身ぐるみを剥がされることになるわけだが。
まず、職務に忠実な日本大使館員の必死の形相を想像するとおもしろい。さらに、恐怖のどん底をあじわったご本人には悪いが、自暴自棄で自業自得で軽率で軽薄なその性格がおもしろい。

他のみなさんも、とても貴重でユニークな体験をされているが、どれもこれも「一生の旅の想い出」となることだろう。
世界は広く、まだまだ未知だ!
まぁ,笑えるしいいか ★★★☆☆
「世界の果てまで行きたいぜ!」と「世界が私を呼んでいた!」をまとめたもの。ということだったのに,掲載されていないものも含まれてたりと結構いいかげん。

まぁ,笑えるしいいか。
世界あれこれ ★★★☆☆
これを読むことにより旅はいいことばかりじゃないんだよ、と理解できる。
けどそんなことが逆に思い出になるんだろうな。
いろいろな国のエピソードが載っててけっこう域が広いと思った。
旅行に興味がある人は是非読んで欲しい。
抱腹絶倒!旅のネタ全集! ★★★★★
「旅行人」編集長の蔵前仁一さんの書かれたバックパッカーものの本はお読みでしょうか?それはそれで、体験を通じたエピソードや感じられたことなどが綴ってあり、バックパッカーもんの旅のエピソードとしておもしろいものです。
今回の「世界最低最悪の旅」とは、タイトルをみれば、すんご~~い最低の旅をして金輪際海外旅行なんか行かないぞ!って思われるほどの最悪なたびのエピソードをつらつらと書いているんかな?って思われることでしょうか。
実は、抱腹絶倒の旅のエピソード。百戦錬磨のバックパッカーもんが自らの旅で体験したおもしろいネタを蔵前仁一さんが厳選しまとめ上げたものです。
だから、ネタがひとつの本に集約してて、思わず熱中して一晩で呼んでしまうことでしょう。
もちろん、この本を読んで、旅ってこんなにおもしろいことがあるんだなって、魅惑たっぷりになり、思わずバックパッカーをやっていみょうかってなことになるでしょう。
ヒサンな旅は自慢のタネ!? ★★★★★
バックパッカーもメジャーとは言いがたくとも、珍しくはなくなった昨今。
編集長自らおっしゃる、多分日本で唯一の、個人旅行者のための旅行専門雑誌である、
「旅行人」という雑誌(前身は「遊星通信」)。
その読者たちが書き送った、旅先でのドタバタの顛末集。
数年前に刊行された、ボリュームたっぷりの「世界の果てまで行きたいぜ!」と

「世界が私を呼んでいた!」を再編集して、改題、加筆した本。
グレゴリ画伯の絵もいっぱい。
列車内の座席で駅員が平気で休憩していた中国、今は改心したのだろうか?
毛穴がつまって呼吸困難になったというK女史、今頃はどうしておられるのやら。
岡崎大五氏の「バツイチになる日」は何度読んでもうならされる。

それにしても、バンコクってそんなにオカマさんが多いんだろうか。
(確かめるのもコワイ。)

この本で、小説よりも悲惨な、しかしなぜか笑える旅の実態をもっと読みたい!
と思ってしまった方、
上記の「世界の果てまで行きたいぜ!」と「世界が私を呼んでいた!」を
読むことをおすすめします。
もっとディープな世界を堪能できます。

まずは入門編、ということで。