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戦術のリアル ~図解で分かるサッカーの戦術と理論~

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: phase yap
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欧州サッカーは戦術的な側面に溢れている。
Jリーグや日本代表の試合では見る事の出来ない戦術のセオリーがある。

何が日本の選手と同じで何が違うのか。

日本では、スペインやオランダのようなパスサッカーが美しいとして信奉されている。
しかし、スペインのものは狭いエリアを突破するものであるのに対し、オランダのものはピッチを広く使って空いているスペースを効果的に攻めるというものだ。
両者は、選手間の距離を始めとしたポジショニングの取り方が異なっている。
パスサッカーを目指すといっても、その違いも正しく認識できていない場合も少なくない。

また、日本ではサイドバックやボランチの動きはブラジルの影響を大きく受けている。
しかし、スペースに対するリスク管理の考え方が異なる欧州ではアプローチが大きく違う部分もある。

全てのプレーがそうと言わないまでも、欧州では日本のサッカーシーンでは見られない理にかなったプレーの選択がある。
日本では常識とされているプレーが、欧州でプレーする場合には非常識なプレーにもなり得るのだ。

現在では多くの日本人選手が海外のトップリーグでプレーするようになっている。
しかし、技術や身体能力などの個人能力の差だけでなく、この戦術理解度の差が大きな差になってしまう場合も少なくない。

サッカーにおける戦術とは、絶対的なものではなくプレーの選択の幅を広げるものである。
戦術におけるセオリーは存在しても、「いいサッカー」や「悪いサッカー」という主観的な部分はそこには存在しないのだ。

この本は、サッカーの戦術のベースとなる個人戦術や集団戦術を基本的な部分から応用まで深く理解するための本である。
既存のメディアや日本でのサッカーの現場では語られる事の少ない戦術の「リアル」な部分を知る一助となれば幸いである。

(最終更新 : 2016年 5月14日)


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目次

はじめに

第1章 サッカーを構成する要素
1.1 選手のパフォーマンス
1.2 試合でのチームのパフォーマンス
1.3 7つの局面と4つの段階
1.4 チームとしてのアプローチ

第2章 基礎戦術 守備編
2.1 サッカーにおける守備の基本
2.2 ボールを持っている相手への対応
2.3 集団での守備の対応

第3章 基礎戦術 攻撃編
3.1 パスとターン、そしてキープ
3.2 ピッチにおける利き足と体の向きの関係
3.3 2対2で崩す
3.4 ドリブルは効果的に使う
3.5 クロスボールについて

第4章 応用戦術 組織的な守備
4.1 ゴールを守るための3つの原則
4.2 組織的に守る守備
4.3 ユニットごとの組織的な守備
4.4 ユニット間の連携
4.5 2ラインによるブロック守備

第5章 応用戦術 ボールを運ぶ戦術
5.1 組み立てる目的
5.2 ロングボールを使った組み立てと縦に速い攻撃
5.3 パスを回す理論
5.4 パスを回してボールを運ぶ

第6章 応用戦術 相手を崩す戦術
6.1 相手の守備陣を崩す理論
6.2 連携して崩す
6.3 試合をコントロールする理論

第7章 シュートを決めるイメージ
7.1 シュートの理論
7.2 味方のパスに合わせて決める
7.3 個人の閃きで崩して決める
7.4 クロスから決める
7.5 こぼれ球を決める

第8章 セットプレーの理論
8.1 セットプレーについて
8.2 スローインの理論
8.3 セットプレーの守備
8.4 セットプレーの攻撃
8.5 ペナルティキックの理論