世の中、いろんなヤツがいるもんだ
★★★☆☆
世の中には、信じられないような人がいたりします。
おまぬけでほほえましいような人だったらいいのですが、
この本に出てくる人々は、とんでもなく背筋がゾッとするような
おっかない人々です。
元々は、ティーンズ向けの雑誌に寄せられた、身の回りでおきた怖い話の中から、
付き合っていた彼氏に、恐ろしい目に遭わされた体験談を集めた一冊です。
最近のニュースの中で、たまに事件として恋人に暴力を振るったりするような男が出てきたりして、
こんなヤツと付き合う女の子が、よくいるモンだと思ったりしたりするのですが、
世の中、結構こーゆー『だめンズ』にひっかかる女性が、多いンですね。
この本には、とんでもなく恐ろしい『だめンズ』にひっかかってしまった女性が、
山ほど出てきます。
正に”ゆるしてはいけない”ような『だめンズ』にされた、背筋も凍るような仕打ちは、
下手なホラーよりも怖かったりします。
・・・しかし、どうして、こんな『だめンズ』に彼女が出来て、ボクに出来ないかなぁ。 orz
歪んだ愛情、歪んだ友情。
★★★★☆
10代向けの雑誌に連載していたこともあってか、恋愛のもつれや奇妙な友人にまつわる話が
多い傾向になっていると思います。
作者の本を初めて読む読者からすれば、生理的にブルーな内容ですが、
何冊か読んでいる読者としては、「いつもどおりの」後味の悪さかもしれません。
ただ他のシリーズや作品よりもちょっと毒が弱い内容になっている気がします。
残念
★★☆☆☆
私はあまり怖くありませんでした。安い都市伝説ぽくて残念でした。もっと怖いのかと期待して読んだのですがイマイチ。でも都市伝説が好きな方は良いのかもしれませんね!
怖いよりも、気味の悪い話の数々(「ゲェー!マジー!」)
★★★★☆
10ページ弱の短篇が、35個強です。
「つきあった男性がちょっとヘンで」友人が、隣の人が・・・ちょっとヘンで、というパターンの話が多かったです。
怖いよりも、どの話も、気味の悪い話でした。「ゲェー!マジー!」と顔をしかめてしまう「気味の悪さ」です。でも、読むの途中で止められなく、一晩で全部読んでしまいました。その晩は、上手く寝れませんでした。会話が多く、臨場感を引き立てるものでした。
また、何枚かある写真が、また、「ゲー!」です。
「ゲテモノ好き」には、堪えられない、、という感じの本でした。
元気なときに読んだ方が良い気がします。