オーソドックスな作りですが、繰り返し読みやすい1冊です。
★★★★☆
最近、社内で人事異動があり、営業事務の仕事につきました。
それまで自分のペースで仕事ができていたのですが、営業部ですから、例えば「終業10分前に大量の見積依頼のFAX」といったことは日常茶飯事。よって毎日頭の中はパニック状態。
そんな時、帰り道にフラりと立ち寄った書店で見つけたのがこちらです。「いかなる時も、あせらず、イライラせず、冷静に対処できる自分でいたい」と思い、読んでみました。
結果、心が大分楽になりました。
すぐに頭に血が上ったり、イライラしてしまう私は、「すぐに冷静になれる習慣術」の項目が非常に役に立ちました。
1度読めばすぐに冷静な自分になれるというものではありませんし、一時期よく見られた「○○になれる100の方法」ではなく、どちからというとオーソドックスな作りなので、必要な時に必要な項目を引っ張り出しやすいという類のものでもありません。
しかし、こういう本は、頭の中に内容を叩きこみ、必要な時に引っ張りだすというよりは、何度も繰り返し読み、自分で実践して、無意識のうちにそんな思考回路になるように持っていくことが真に「身につける」ということだと思うので、新書でサクサク読み進めやすい本書に、とくに大きな問題は感じていません。
また、「すこし「いいかげん」に生きる習慣術」の199ページ目「幸福だけを求めていると、結局、何も手に入らない」の項目は、目からウロコがぼろぼろ落ちました。
わかりやすい
★★★★☆
確かに言い古されたメッセージだと思います。
でも温かみがあるのでカバンに入れています。
わかりづらい習慣術の本!
★★★☆☆
本書のようなビジネス書は、読んで一目で分かりやすいように工夫する
必要があります。1章から6章まで各種、習慣術が述べられていますが、
・【重要な個所は太字にする】
・【章の終わりに重要な点を要約する】
ことが必要と考えます。
著者も、一読し、「心のどこかに潜ませておくと、しだいに、日々、出会う
さまざまなシーンにおける心の対処法が身につく」と書かれておられますが、
まさに、その通りと思います。
内容も、ごく普通で【習慣術】として、飛び抜けたものではないと思いますが、
参考にはなります。
わかりづらいのが残念です。