小説?
★★☆☆☆
文章が面白くなかったです。有名な映画とハワイの土地名がやたらと書いてありました。仕事、土地のひと、恋、のなかで結局何に重点を置いてるのか分からなくて終わりました。
でも実際の体験談だから本人はすっごく充実して、成長して満足だったことは伝わってきます。だから楽しそうで何となく読んじゃう…
登場するおばあちゃんの作る料理は食べてみたい!
文章は気にせず、ハワイに興味ある人にはきっと楽しい!?とおもいます。
自然体で暮らす人々の話し
★★★★☆
素晴らしい出来の映画を見て、原作も読んで見たいと思った。原作も期待にたがわず、淡々として読みやすかったし、そのシンプルさのお陰で、想像力を掻きたてられ、ホノカアの周りの自然を自分の目で見たいと思った。ホノカアの人々が自然体で、ユーモアたっぷりに生活しているのもすごいと思ったが、そこに「よそもの」が入っていっても、受け入れる方も入る方も人間に対しての目線がやさしいのが素敵だ。自由の風が心地よい。この作者も人々に感謝の気持ちを持って接しているのがよく分かる。育ててもらった親から教えてもらったものだろう。ビーさんの最後を書いたあとがきを読んで、本文で醸成された気持ちが涙となってあふれた。人との付き合いはこうありたいと思った。作者の思い込みのない、素直な人柄が偲ばれる作品。後から、この作者が映画で、マライアのだめ男を演じているハンサムガイとわかってびっくりした。天はニ物を与えるのだ。
懐かしきホノカア。。。
★★★★★
先月3月20日に、ホノカアへ行って来ました。
とても静かな町で、昔は、砂糖キビの栽培などで栄えた町だそうですが、
アラスカ沖で起きた地震による津波で、ハマクアハイウェイに沿った
Hawaii島の北部は大きな打撃を受けてしまい、
当時の鉄道も廃止されたり、島の産業そのものが大きく変わってしまったようです。
ホノカアの歴史的背景を知ると、この物語に共感できる点がたくさんあります。
一読して、静かな、懐かしいホノカアの街並みが記憶に蘇ってきました。
夏休みに書いた宿題の長い作文
★☆☆☆☆
かなり期待はずれだった映画を見て、原作をどういうふうにいじったのか知りたくて読んだのですが、こちらもはずれでした。もし私が編集者なら、書き直しさせますね。語彙が少ないだけでなく、言葉と表現の選択方法と使用法もつたない。平凡な言葉でもよい文章を書けるのですよ。ホノカアにはまるのは、かまわないのだけれど、ほとんどひれ伏してしまっている。街の住人たちをさん付けで書いているが、違和感がつのった。特に、父親の呼び方には、不快感さえ感じた。また、町や島の風景が十分に描かれていないのはなぜなのだろうか。細かく書いてほしいという意味ではなく、伝わってくるように描かれていないという意味。大学院まで卒業した24歳の青年の文章ではない。あえて言わせてもらいますが「ハワイの田舎で映写技師して半年過ごしたんだよ。えらいでしょ。いい人がたくさんいましたよ。」と言っているだけではないですか?夏休みの作文とかわらないできです。宿題としては長過ぎるけれど。一言で言えば、幼いのです。本当は、ホノカアを去った後の4年間も書かなければならなかったのではなかろうか。吉田氏には、To School Through the Fieldsを読むよう勧めます。著者略歴によれば、アメリカ生活もそれなりに長かったようなので、楽に読めるでしょう。平凡な言葉、平易な表現で何ができるかよく理解できるだろう。
ほんわか
★★★★★
なんか知らないけどほんわかする本でした。通勤電車の中で一気に読んでしまいました