『教科書』と共に、今後マイケルを知り、語る上でスタンダードとなる重要な一冊。
★★★★★
早いもので、あの日からもう1年以上が過ぎ去ってしまった。
しかし、もはやこの世界にはいないマイケルを取り囲む“熱気”というか、熱い想いの強さは、一向に衰えることを知らない。
この流れをみていると、これはとても、一過性の、一時的なものとは思えない。
というか、マイケルのキャリアを考えると、むしろこれぐらいが本来の支持のされ方なのだろうとも思えてくる。
でもやはり、できれば元気なマイケルに、この今の様子を知って、感じてもらいたかった、というのが、本当のところだ。
この本は、『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』―以下、『教科書』―に続き、西寺さんが綿密なリサーチをもとに、冷静さと共にいっぱいの愛情をこめて送り出した、ハンディーでリーズナブルな、いわば“マイケル入門書”である。
2作めではあるが、「この件について、詳しくは『教科書』をご参照いただきたい」、などといった記述はなく、この本だけでも十二分に、マイケルについての知識は得られる。逆に『教科書』を読んだ方に対しても、新たなアプローチを試み、情報を加えることにより、一定の満足感を与えるものになっていることと思う。
『教科書』と共にこの本は、今後マイケルを知り、語る上で、必ずやスタンダードとなる重要な一冊である。
ファンの方はもちろん、興味のある方も、ぜひ熟読されたい。
ソニーの腰巾着
★☆☆☆☆
西寺氏を含むグループ、Nona Reevesは徳間ジャパンだが、ことマイケル・ジャクソンのこととなるとレーベルの垣根も軽々と越えてくるようだ。
ミュージシャン活動そっちのけでマイケル関連番組、出版、トーク・イベント、そして遂には再リリースされたマイケルのアルバムに自らの「思い出話」を付録にくっつけたり。
坂崎ニーナさんの著書「マイケル・ジャクソンの思い出」は印税の一部を非営利団体に寄付しているのでとても好感が持てるが、西寺氏はそんな気持ちは微塵もないらしい。
どうやらマイケル・ジャクソンの生き方から何も学んでいないようだ。
遂にはマイケルに絡めて儲けた金でNona Reevesも活動再開したりと、全く抜かりがない。
マイケルの知識を切り売りして生活してるところはユーコ・スミダ・ジャクソンも同罪である。
西寺含め、マイケルが生きていた頃には姿ひとつ見せなかった。
マイケルを擁護するなら彼が生きてる時にすべきだったのでは?
死んでから「私は/俺はマイケルを愛していた」と言われても、それは金儲けのネタとしか思えない。
マイケルの金目当てに「性的虐待」で訴えたどこやらの一家とやってることはさして変わらないですね。
マイケル周辺の関係者(親族も含め)ってお金儲けの為なら恥も外聞も無いですね。
マイケル・ジャクソンを知りたい方に
★★★★☆
新書版なので、マイケルを語るには大まかな印象は否めない。
マイケル入門書として書かれたというが、
『THIS IS IT』を観たあと読むと、
また面白いというか、共感を得て、嬉しい部分がある。
マイケルの兄弟達についての記述が多いが、
これも興味のある人にとっては得難い情報だろう。
裁判については解りやすくマイケルの無罪を証明しているので
誤解を解くかっこうの書だと思う。
『THIS IS IT』でファンになった人に是非一読して欲しい。
何度も読んでます(^^)
★★★★★
すごく読みやすいです。
良いことばかり書いているのではなく
公平にマイケルジャクソンの心を捉えているのではないでしょうか。
珍しく何度も読みたくなってしまいます♪
有難うございます。
値段と内容・・・オススメです(^^)
マイケルジャクソン 講談社現題新書
★☆☆☆☆
どこまでマイケルについて詳しく書かれているか興味深い思いで拝読しましたが、全く新しい情報や発見はなくガッカリしました。以前からのマイケルファンにとっては、知っていることばかりです。過去の書籍からの引用も多く、もっと誰もが知りえないマイケルの考えや情報を知りたい方にはお薦めできません。