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マイケル・ジャクソン全記録 1958-2009

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: ユーメイド
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「ありがとう」と言いたい ★★★★★
この本の凄いところはとにかく細かいところまでよく記載されている点、それに尽きます。単純にそれだけなのですがこれだけの長い期間ずっと書き溜めているものは今まで私が読んだ物ではまず無いですしこれからも無いでしょう。ある意味マイケル自身の著書よりも「マイケル本」してると感じました。
読み終えてまず感じたことは…著者に対して周りに惑わされずしっかり彼を見続けてくれてありがとう…と自然に感謝の念が湧きました。私の読んだマイケル本の中では(本人著のムーンウォーカーを除く)本書とマイケルジャクソン裁判は別格でした、真実と信念、そして何より愛があります。
不思議なことに号泣本。 ★★★★★
ページをどれだけめくっても、記録、記録、記録…。筆者の感情は一切なし。なのにそれなのに、あまりにも淡々とした記述のそこかしこから、さらさらとこぼれでる、筆者のマイケルへの愛情。マイケル本はたくさん持っていますが、間違いなく一番の作品です。記録のみだからこそ、真実のマイケルの姿が見えてきます。筆者と訳者に心からのハグを送ります(いるかなあ?(笑))。
ミュージシャン・マイケルとしての記録が… ★★★★☆
マイケルのコアなファンには嬉しいデータ・ブックであることには間違いありません。客観的なクロニクル(年譜)であり、情報源・典拠が示されていないのは惜しまれるものの、(おそらく)信頼性の高いものと思われます。そして情報量からして極めて安価。ここまではとても高く評価できる点です。が、ポップ・スターとしてのマイケルというより、「優れたミュージシャン」のクロニクル情報をもっと盛り込んでもらいたかった、もしくは、当然あるべき情報が充分には書き込まれていない、というのが正直な感想です。コンサートやライブのセットリストが記されていないのはどうしてでしょう?例えば、1992年12月24日のデンジャラス・ツアー・ライヴ(東京)には「このコンサート以降、「バッド」と「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」はプログラムから外される。」という記事があるのを見ると、それ以前のツアー・ライヴ、例えば10月1日の伝説のブカレスト・ライヴでは「バッド」をやったのだろうか?(あの名DVDには収められていないし、ネバーランドでのリハーサル音源CDにも収められていない)、とか、オープニングに「カルミナ・ブラーナ」が使われたコンサートもあったらしい記事(1992年8月30日)など、気になってしまいます。ヒストリー・ツアー記録(日にちと場所のみ。会場などは記されず。)だけが巻末にまとめられているのは、年譜本文での記述が簡単だからでしょうか?(例えば、1996年12月13日は日本でのヒストリーツアー初日だが、年譜本文には記載されず、日本を発った12月29日の記事に簡単にまとめられているだけ。)アルバム・ディスコグラフィは訳者によって附載されていますが、こういったミュージシャンとしての当然の情報記録は発売日のところにジャケット写真とともに組み込んでもらいたかった。シングル盤発売についても同様。これらを盛り込むと500頁では済まなくなるでしょうが、大判にして、もう少し活字ポイントを抑えれば、それほどの増ページにはならないのでは。将来的な大増補版を期待します。
マイケルの歩いた道 ★★★★★
マイケルの活動を時間の流れに添って辿ってみたかった私にとっては、とても読みごたえのある本でした。人生を無駄にしてないな、と改めてマイケルの行動力とエネルギーにため息が出た。
驚くべき人生 ★★★★★
マイケルの生まれた日から、亡くなる日までのマイケルの日々を、事実のみ日記の様に記録しただけの分厚い本。
ただ坦々と、マイケルの人生を書いているのだけど、その日々の積み重ねには一ファンとしてマイケルを追ってきた時間が重なり、思い出され、とても感動してしまった。

同時にこういう凄い人間現代にいたんだって喜びと、世界から失ってしまった寂しさを改めて感じます。

読んでいると、
マイケルはとても多忙で、普通の人なら絶対に燃え尽きてしまうだろう
マイケルジャクソンとして生きるために消費されるエネルギーの燃焼量の大きさに圧倒される。

毎日の様に、授賞し、毎日の様に週刊誌にあることないことを書かれ、毎日のように重要人物と会って、 毎日音楽を作って、毎日何百のファンに追いかけられ、世界を飛び回る。

病気の子供の治療費を出してあげることもよく記されていた。
off日なんてものはなく、芸術に打ち込んでいたことも感じられた

そしてマイケルの人生はシンプルに、強い思いや夢に貫かれていたんだなと感じた。
その夢はアルバムや、ビデオを見れば表現されていることだけど。

映画『フォレスト・ガンプ』や『ベンジャミン・バトン』のような、創作以上に数奇で驚くべき人生。
事実は小説より奇なりという凄い人生が本当にある。

どの週を見ても、普通の人間が一生かかっても辿り着けない日々を送ってる。

音楽家、ダンサー、エンターテイナーとして巨大な功績を残したのは、もちろん、
20世紀のアメリカエンターテイメント・音楽史の資料としても、読める素晴らしい記録。