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頻出やさしめ英語長文 (毎年出るシリーズ)

価格: ¥764
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日栄社
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やさしくない ★★★☆☆
私には難しかった。一題やってハイパーの超基礎とか問題精講やりました。もっと分かりやすい解説だったらね。
長文読解基礎問題集 ★★★★★
この問題集は地味だけど、問題のレベルが良く考えられていて、解説も丁寧な非常にお勧めの問題集です。あまり手を広げて勉強することを考えず、このような良問題集をじっくり、丁寧に勉強することが本当の読解力を付けていきます。まず、英文読解型参考書である程度の英文読解の技術・要領を身に付け、その後は日栄社の英文長文の三部作を丁寧に解くことがあなたの英文読解力を向上させます。日栄社の「頻出」問題集、英語長文(三冊)、英文法、英作文はいずれも優れもの。
時間をかけてじっくりと読みたい。 ★★★★★
書店の棚でこれ見よがしのパフォーマンスをしている本に比べて慎ましく控えめな自己主張。それでいて中身は他を圧倒する質の高さと密度の濃さ。こんな本が728円で買える。
ただしこの本に取り組むには文法の基礎を終えて高校2年生程度の教科書の長文を終えたあと、ある程度構文の文法的な解析ができるようになってからの方がいいかも知れない。でないと何が書いてあるのかちんぷんかんぷんということになりかねない。つまり解説のレベルが非常に高いのだ。文章のレベルも「やさしめと」あるが難かしい英文に対して相対的にやさしめという意味でそんなに易しいわけでもなく課が進むにつれてむずかしくなっていき、一課と二課の間には段差がある。
(因みに第2課の英文は「基礎問題精講」の68,第6課の仮定法を主題としたヘレンケラーの美しい文は同18の英文と同じ出展など、他にも同じ出展文がある)
解説が詳しいだけに短時間で読もうとしないで時間をかけてじっくり読み進めるのがよい。

たとえば、
If it were possible, as it is not, to come out of college with a trained and disiplined mind and nothing useful in it, you would still be ahead, and still, in a manner, educated.

土台となる基本構文である仮定法過去構文の中に、直説法構文(as it is not possible)が挿入され、さらに付帯状況のwithをともなったto come out of以下を真主語とする形式主語構文(itが2つ)があり、またif〜,still〜文がありといった具合に複雑に絡み合った一文を丁寧にわかり易く説明してくれる。このあたりの英文の構造解析を面白く感じながら勉強できる本です。

またこの本の問題には、本文の英文の一部をかっこなどで空欄にして当てはまる適当な語彙を尋ねるような問題が全くない。これは英文の通読学習の際の重要なことで、( )等で本文を空欄にされてしまうと英文読解の思考の流れを遮られてしまう。このような問題は通読学習の阻害要因であることをこの本の著者はちゃんとわきまえておられるのだろう。
逆転を狙う秘密兵器 ★★★★★
例えば、直接疑問文、間接疑問文、以外に、
その中間的疑問文がさりげなく挿入されている、
といった文章はいくらでも目にする。
そのようなトリッキーな構造把握にも、ちゃんと
文法的例解を置く念の入れようで、一切あいまいな
点を残さない解説。他の長文問題集にありがちな
ナナメ読み的気楽さを否定した、誠に厳格な解説書である。

例文は高校2年でもほとんど辞書なしで読める良質文
20個で、長文と言うには短めのものばかりである。
著者は一題づつにテーマを設定し、一講、二講、と
呼ぶように、読者は計20回の授業を受ける設定になって
いる。そして、以降の学習において語彙や語数が難化しても
根本の把握に軸ブレを来たさないよう、計画的指導が入って
いる。

目立たない地味な問題集であるが、受験に取り組み始めた
方があせらずじっくり時間をかけて演習にあたれば、むしろ
英語を重要な得点源に変えてしまえる可能性を秘めている。
抜け駆けを目論むなら、こっそり君だけが入手すればよい。
「やさしめ」の英文に超ハイレベルな解説 ★★★★★
「やさしめ」なのは長文のみで、
その解説はその辺の専門書すら裸足で逃げ出すほど超ハイレベルです。
しかし、難関校を受験しようという学生には
大いに参考になる部分がたくさんあります。
基礎はできた、と自負しているなら
これと「英文法解説」や「マスター英文法」などの
大冊の文法参考書を用意して、じっくり取り組んでみてください。
「ダッシュ(―)の用法」など、
文法書ですら詳しく扱っていないものまでカバーしているのは
この本くらいです。