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ラ・ルーナ

価格: ¥2,500
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
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   クロスオーヴァーのスーパースター・ヴォーカリスト、サラ・ブライトマンが新世紀を意識して発売したアルバムが本盤。1999年に出した前作『エデン』で見せた彼女独特の音楽センスにさらに磨きがかかっている。
   前作と同様の、タイトルから連想されるイメージに基づくコンセプトアルバムになっていて、今回は月の魔力をイメージした曲が集められている(ジャケットのサラ・ブライトマンは、まさに新世紀の「真夏の夜の夢」のティターニアのようだ)。
   このおしゃれでテーマ性のある音楽の旅は、現代的なシンセポップ<12>だったり、ヴィンテージもののジャズスタンダードでビリー・ホリディのけだるいムードたっぷりの曲<14>だったり、ハイオペラ調のアルバムタイトル曲<1>(ドヴォルザークのファンタジーオペラ「Rusalka」からの"Song of the Moon"を荘厳にしたもの)だったりさまざまだ。ほかにも、バッハ、ヘンデル、ラフマニノフの華やかで変化に富んだメロディーをあちこちで取り入れたりしている。 <4>には、ベートーベンの交響曲第7番のゆるやかなモチーフまで入っている。
   全体をとおして、プロデューサーのフランク・ピーターソンはブライトマンのつややかで繊細な声を華麗な音の装飾で包みこもうとしたようだ。このアルバムに文句をつける人がいるとしたら、このプロデュースのせいでどんなスタイルの曲も同じように聞こえてしまうと言うかもしれない。しかし、ブライトマンがあやつる天使の魔法は少しも色あせることなく光を放ち続けている。(Thomas May, Amazon.com)