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茶の本

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 春風社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:岡倉天心/著 ソーントン不破直子/訳 出版社名:春風社 発行年月:2009年10月 関連キーワード:チヤ ノ ホン オカクラ テンシン チヤ ノ ホン ちや の ほん おかくら てんしん ちや の ほん、 シユンプウシヤ シユンプウシヤ 3154 しゆんぷうしや しゆんぷうしや 3154、 シユンプウシヤ シユンプウシヤ 3154 しゆんぷうしや しゆんぷうしや 3154
オーベーか? ★★★★★
岡倉天心が、茶道を通じて日本文化、日本人の気質、歴史などを欧米人に理解してもらおうとガンバッタ、ということがよくわかりました。
The Book of Tea は英語で書かれた本ですから、当然日本語に訳された場合、訳者の方針が違うと、読んだ時の受け取り方が変わります。
この訳はとても平易で、おバカな私でも( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・と理解できました。
装丁もおしゃれ。
タイトルに惑わされないで ★★★★★
「茶の本」というタイトルは、とくに若者にとって魅力的なものではない。かく言う私も高校時代に今は亡き教師から熱弁をふるわれたが、このタイトルではどうもピンと来なかったという記憶がある。
本書『茶の本』は、茶の本ではない。欧米人に日本文化を理解させるためには、まず彼らの気を惹かねばならない、そのためにとられた戦略からこのタイトルとなったと思われる。これは決して茶の本ではないのである。
本書は東洋の美意識、わけても日本の空間的美意識の奥深さを伝えて余すところがない。これは天心の同時代人である漱石の、とくに『草枕』に通ずる美意識でもある(すみません、この指摘は、ちくま新書『法隆寺の謎を解く』の終章、「日本文化の原点に向かって」のなかでで武澤秀一さんがいっていることの引用です)。
西洋化とのあいだでゆれた明治時代、これほどまでに東洋、日本の文化価値を知りぬき、そして主張した真の国際人の声に、まずは謙虚に耳を傾けたい。