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意拳夢 人が見なくても花は咲く: 抱腹絶倒!軟弱男の最強拳法練習記

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
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本書は、北京中意武館において「姚氏意拳」第二代伝人・姚承栄老師に六年以上に亘り直接指導を受けた藤井純哉氏の回想録です。
本書の特徴は、今まで誰も書かなかった「中意武館」内部の実態や中国の反日感情、そして現地の人達の暮らしぶりが、ノンフィクションでありながらエッセー風に書かれているという事です。
また、中国の政治に関する知識を一切持ち合わせていない著者が見た中国は、ジャーナリストのルポタージュなどでは到底知り得ない中国の生々しい現実を知ることが出来ます。
もちろん「意拳」に関しても姚承栄老師の身近に接し、そして中国語に堪能だった著者だからこそ知り得た「姚承栄語録」や姚承栄老師のエピソードが満載されています。
意念活動の弊害により、迷路に迷い込んでいる意拳練習者にとっては、まさに必読の書といえるでしょう。
それだけではなく、自らを「ひきこもり系ダメ人間」と譬える著者が「姚氏意拳」を通して、たくさんの人と出会い、幾多の困難を切り抜け、経験を積んで行くプロセスは、悩みを抱えた多くの人達に夢と希望を与える事が出来るのではないでしょうか。
笑いあり、涙あり、爆笑必至の本書は、武術・格闘技関係者やマニアのみならず、誰もが楽しむことが出来る珠玉の一冊といえるでしょう。

【はじめに】より抜粋
 今まで、台湾や中国大陸に渡り、中国武術を修行した武術家達によって、多くの本が書かれて来ました。しかし、これらの本の内容は、写真を多用した技術解説や武勇伝などに重点が置かれており、修行者が現地で一体どんな生活をしていたのか、現地の人達と、どう関わっていたのかなどという読者が知りたがる問題に関しては、ほとんど触れられていませんでした。本書を通して読者が知りたがるそれらの問題を伝えたいと思い、思い切って筆を執ることにしました。

【あとがきにかえて】より抜粋
 姚承荣先生は、私によく、倭寇を撃退した明の武将戚継光(せきけいこう)の話をしてくれました。
 戚継光曰く、人間は三分の力を出せばそこそこ闘える。五分の力を出せば天下無敵だ。つまりほんの少しの勇気を出せば人生を変えられるという事です。私のような、ひきこもりぎみのだめ人間でも「姚氏意拳」修行を通してこれだけ多くの人と出会い、これだけ多くの経験を積む事が出来たのです。仲間の輪はこれからも、さらに広がる事でしょう。一歩踏み出せばこの世界は変わるのです。
 失くした青春を取り戻すのです。失くした青春は取り戻せるのです。『人間到る所青山有り』一人でひきこもっていないで、まず誰かと関わりましょう。近くの武道場、将棋教室、教会、どんな所でも構いません。とにかく人と繋がりましょう。そうする事によって天か神か何かは分かりませんが、この宇宙を司る何らかの意思が私達一人一人に与えた心と体と時間を有意義に使えるのではないでしょうか。一度の人生、未来への片道切符しか用意されていません。誰も過去には戻れないのです。
 この本を読んで、社会の宝である青少年達がほんの少しの勇気を持って社会に一歩踏み出す事が出来れば幸いです。

<目次より抜粋>
はじめに
「姚氏意拳」修行の軌跡(写真紹介)
プロローグ ―不思議な出来事―
第1章 北京・黄砂染血編
 北京への憧れ
 特殊拳法姚氏意拳・中意武館への路
 姚承荣登場
 山猫のような男
 中国公安部
 広州の少女・天道是か非か
 姚氏意拳第三代伝人・姚悦
 血戦宝苑賓館 敵はイスラムの拳士!
 血染めの風采・北京積水譚医院
 北京の反日感情 オレは見た!
 遂に公開された秘伝!
 夢の対決 姚承荣VSマイク・タイソン
 摩擦歩VS走圏
 王薌齋宗師の空勁
 香港から来た愉快な人達
第2章 ソウル・熱血竭尽編
 蔡熙培との再会
 いざソウルへ
 心が折れない男達
 儒教的なしがらみ
 生きる意志
 北朝鮮軍
 異様な光景
 翼をこの手に
あとがきにかえて
著者プロフィール
「頂天立地」

<著者プロフィール>
藤井純哉(ふじい じゅんや)
1970年代、日本国生まれ。小学生時代にプロレスラーを志すが挫折。15歳から空手を始める。1998年旅行中の北京で、姚氏意拳第二代伝人・姚承荣老師に出会い入門、現在に至る。姚氏意拳と「おまけの子・遠藤由美子」にこだわる、とにかくしつこい、ひきこもり系ダメ人間。 一応、北京武協中意武館高級教練。
中国意拳文化・日本分室 代表:姚承荣 技術顧問:姚悦 指導員:藤井純哉