はじめまして。
このたびは『小さな美容室が強みを見つけて勝つための１０の法則』
をお買い上げいただいてありがとうございます。
美容業界では迷彩柄の物をこよなく愛する「迷彩Ｐ」こと
迷彩プロデューサー小田原として、今でこそ美容室オーナーさんのサポートをしているが、むろん、最初から華やかな美容室経営者として輝いていたわけではない。

この話は、私の店、愛知県岡崎市の美容室ルーチェの
約８年間の地獄から這い上がった実話である。
この実話を通して、小さな美容室のオーナーに
希望と勇気を与えたい。
大変なのはあなただけではない。
全国の美容室は約２３万件。
その中で、黒字店舗と言われる店は約１割。
そのほとんどが収支トントン・・・
いつ崩壊してもおかしくない状態だ。
それに付け加えての
人口減少・・・
高齢化・・・
まだまだ増える美容室・・・
安売り競争・・・

約１３年前のカリスマブームが輝かしく見える。
あの時、美容師は輝いていた。
しかし今はどうだろう？
安月給に、長時間労働。
休みも技術勉強会。
決して悪いとは言わない。
むしろこれだけ努力する職業があるかというくらい
自分自身も誇りに思える仕事だ。
だから・・・
尚更、今のこの業界が悔やまれる。

これはカリスマブームに甘え、もてはやされた世代が夢見て美容室を開業し、
美容室は技術勝負と思い過ごしてしまった結果に起きた
今を生きる経営者たちがまさに苦しんでいることに他ならない。

むろん当時の自分もその一人。

このままでは素晴らしい美容業界が崩壊する。
小さな街の小さな美容室のオーナが
もがき苦しみ、一筋の光を見つけた物語。

もう一人で悩み、苦しまなくても大丈夫。
この書籍はそのような不安に感じている小さな美容室のオーナーに是非読んでもらいたい。

〜小さな美容室が強みを見つけて勝つための１０の法則　まえがきより　〜

目次
プロローグ
繁盛の法則１『今の自分を疑う』
繁盛の法則２『自分の店の強みを知る』
繁盛の法則３『強みをナンバーワンにする』
繁盛の法則４『強みだけをプロモーションする』
繁盛の法則５『強みを独自化する』
繁盛の法則６『他業種ベンチマーク』
繁盛の法則７『無駄を省く』
繁盛の法則８『徹底的なえこひいきをする』
繁盛の法則９『お客様を選ぶ」
繁盛の法則10『迷彩Pの思考五ヶ条』
　第1条　常にチャレンジする
　第２条　業界と逆のことをする
　第３条　スタッフがやろうとしたことに口を挟まない
　第４条　経営者は最低でも毎日２時間以上店から出る
　第５条　経営者が一番働く
あとがき