【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:雨木シュウスケ/著 出版社名:富士見書房 シリーズ名:富士見ファンタジア文庫 あ-1-1-14 発行年月:2009年09月 関連キーワード:コウカク ノ レギオス 14 フジミ フアンタジア ブンコ ア-1-1-14 スカ-レツト オラトリオ こうかく の れぎおす 14 ふじみ ふあんたじあ ぶんこ あ-1-1-14 すか-れつと おらとりお、 フジミ シヨボウ フジミシヨボウ 7440 ふじみ しよぼう ふじみしよぼう 7440、 フジミ シヨボウ フジミシヨボウ 7440 ふじみ しよぼう ふじみしよぼう 7440 疾走る。四方から放たれる敵意と衝剄。矢のように降り注ぐそれらを弾き返しながら、レイフォンは、グレンダンの大地を突き進む。「リーリン!」確かめる為に。孤児院で共に育った少女…さよならさえ告げずに去ってしまった幼なじみの、本当の気持ちを確かめる為に。遂にグレンダンの地に降り立ったレイフォン。栄光と挫折が
素晴らしい出来。筆者は主人公の心理をとても慎重かつ丁寧に描写している。
★★★★★
レビューを見た限りにおいては、本書の出来を低く評価している読者が多々見受けられたが、そんなことは断じてない。本書はとても素晴らしい出来だ。筆者は主人公レイフォンの心理状況をとてもきめ細やかに描写している。たとえば、武芸者であるレイフォンが戦いの理由を、他者に預けたままでいることに気付きつつも、未だそれを自身の内に見出すことができないのはなぜか?リーリンが拒絶した理由をレイフォンが理解できないのはなぜか?レイフォンが彼女にもう一度会って自身を拒絶した理由を問いただすことに臆病になるのはなぜか?ツェルニや仲間を捨てて、リーリンや故郷を選択することを躊躇するのはなぜか?などを当該読者諸君にはよく考察していただきたい。主人公のこれまでの消極的な姿勢がどのような過去に起因するのかをじっくりと考察すれば、いつまでたっても堂々巡りを繰り返し、不安定で、情けない主人公の態度に対しても多くの共感を見出すことができるはずである。ただ単純に「強くて逞しくてかっこいい主人公がみたい」としか考えていない方は本書の醍醐味を知ることはまずできない。また、本書が読みにくいというような意見も見受けられたがそんなことは全くない。本書は全体的に非常に読みやすく、時間的・空間的バランスは絶妙。最後に、「鋼殻のレギオス」は数多あるライトノベルの中でトップレベルの作品の一つであると断言しよう。今後も、雨木先生には要注目だ。
あんまり…
★★☆☆☆
・リーリンとレイフォンの関係に関する伏線が回収されたのが良かった
・視点が次々と移るので読みづらい
・それぞれのキャラクターの置かれている状況が分かりづらい
・それぞれのキャラクターの伏線が多すぎて、状況が分かりづらい
・主人公に感情移入しても、悪い意味で楽しめない
・基本的に文章を読んでもよく状況が理解できない。その描写が頭に浮かんでこない。難解な文字の羅列を読まされてるイメージ
・レイフォンが誰とくっつくのかだけ気になって読んでる状態
第三部第一巻に期待
★★★☆☆
この巻で、第二部完結とのこと。
正直、個人的には非常に中途半端で
尻切れトンボのように感じましたが
次巻からは本筋の学園モノに戻るらしいので
そこは期待できるかなと思いました。
前から言われていることですが
やはりメディアミックスや外伝の出し過ぎで
本編だけ読んでいるファンには分かり辛く
不親切な点が多いのが残念。
展開が欲張りすぎというか、大きくし過ぎていて
収集に四苦八苦している印象です。
始めの頃は面白かったのですが
幼馴染が実は物語のキーパーソン
というある意味王道の設定を持ってこられるのはまだしも
それが女で片思いの相手となると
話が違ってきます。
レイフォンに片思いをしているツェルニの女性陣が
とんだ噛ませ犬になってしまいます。
学園モノからも離れてしまいましたし。
ややネタばれですが
フェリとニーナの会話のシーンは好きでした。
ナッキたちのようなのではなく
相手の人格や実力に対する信用がきちんとある
シビアな側面のある女同士の友情というのは
あまり描かれなかった部分だと思います。
また、シャーニッドの本心もほの見えたのも
良かったです。
個人的にリーリンには共感できないし
幼馴染が戻ってきてさぁ恋愛模様がどうなるのか
と見せかけておいて壮大な展開をしてしまい
ここで第二部完ということなので
ならばもううリーリンには出てきてほしくないなぁと思うのですが
(少なくともレイフォンを巡る恋愛のライバルとしては)
どうなのでしょう。
ここまでの展開は全般的に
ファンの方の評価も低いように見受けられますが
第三部の第一巻である次巻を読んでの判断
ということになるでしょうか。
主人公が可哀想ですね...
★★☆☆☆
愚痴から言わせてもらいますと、
視点移動しすぎて読むの疲れます
さらに前々から思ってましたが曖昧な表現が多すぎかと...
はっきりせずフラフラ感ばかりで苛々します
そして主人公
何故主人公が蚊帳の外?
師を傷つけてまでして得た結果があれですか?
リーリンはリーリンでレイフォンを遠ざけるばかりでよくわからない
主人公いじめにしか見えないです
この小説の各設定自体は非常に面白いのに残念な所が多いですね
第2部があの終わり方では納得できないので次巻にはあまり期待してません
レイフォンの葛藤
★★★★☆
レギオスシリーズは大好きで楽しみに読ませて頂いております。
ただ、世界観/設定が急激に増え、しかも読者に納得させないまま置いてけぼりにしている感が
強くなってきているので、主人公関連場面以外の所は流し読みしています。
今回の巻では、レイフォンは自分の気持ちと向き合うことになります。
これまで流されて生きてきた自分への振り返り、そして現在抱いている想い。
抱いている想いに気付くのが遅くなり、結末は・・・
主人公レイフォンは鈍感/優柔不断なキャラですので、今回の様な葛藤を描写するのは
アリかなと思います。個人的には、待ってました〜といった感があり、スラスラと
読ませていただきました。
とあるキャラを心の中で応援していたので、最後の結末は、読んだ後に心にすっぽりと
開かせてしまいました^o^;
→しばらくは、レギオスシリーズは読めそうもないです・・(某キャラのファン的に)
本巻で話は一区切りし、次巻からは短編か学園ものになりそうですね。
ですので、あのキャラは出てきそうもない。。。。(シクシク